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本気でやるつもりないよね!ていうキャンペーン御免

うちの相方はキャンペーンが大好きです。
なんだか、キャンペーン応募すると「当たらないかな♫」てドキドキするのが楽しいらしいです。

一緒に長く暮らしているとそのうち僕もキャンペーンを見つけると
「こんなのあったよ」
って一緒に応募するようになりました。

よくあるのが清涼飲料水のボトル缶やペットボトルに貼ってあるシールにQRコードが印字してあって、そのQRコードの写メを取ると事前にキャンペーンにエントリーしたWebサイトでポイントが貯まっていくというもの。
そして、何十本分かのポイントが貯まったら一口応募出来るという。

全プレ(ハズレなしで全員にプレゼント)のものもあれば、あくまで応募権利がゲット出来るものなど様々で、
1ヶ月くらい頑張ってポイント集めた結果
「なーんだ」
てこともあるのだけど、それでもなんだかワクワクしますよね。

山◯パンの「春のパン祭り」なんかでも、外袋のシールを集めてオリジナル小皿がもらえる、なんてのもあったような。

こういうキャンペーンは商品販促のための手段としてはよく用いられる手法ですが、たまに
「本当にやる気ある?何か違う目的のためにキャンペーン装ってない?」
みたいなものってありません?

先日いつも買っているド◯◯スというブランドのトルティーヤチップスを食べようとしたんですね。
そうしたら外袋に「ド◯◯スのほにゃららチャレンジ」ていうのが書いてあったので、
「お!珍しい。キャンペーンだって、応募してみるか」

で、いざ外袋に書いてあったキャンペーン応募手順をよく読んでいたら、
「レシートを写真撮って送る」
とか書いてあるんです。

いやいや、そんな買った時のレシートなんて取ってないし。
だったら、もっと目立つようにしとかないと、買ったその日に食べない限り応募なんて無理じゃない?
企画した人、本当に応募してもらうつもりないよね?

そんな感じで、キャンペーン応募をうたってはいるものの、エントリーするための手順が煩雑でなんだか事前準備や用意するものがあって面倒だったり、
これって「キャンペーンをする」ことそのものが目的で、本当にはキャンペーンで消費者還元しようとか考えてないでしょ?
と疑問に思わざるを得ないものをたまに見ます。

政府肝いりだった政策の「GO TOなんちゃらキャンペーン」ていうのもそうでしたよね。
なんだか申し込み用紙の記入要項とか複雑だったりして、
確かにちゃんと手順を理解して応募した人はそれなりのバックはあったかもしれませんが、途中で「面倒くさいから止めた」って人も多かったんじゃないでしょうか。
あれもキャンペーン事業という「事業」を実行することが目的で、業者にお金を落とせれば良かったのかなぁなんて斜めから見てたりします笑。

消費者からのお願いです。
本当に販促のためにキャンペーンを企画して還元しようと思っているのなら、出来るだけわかりやすくシンプルな応募方法を考えてくださいませんか?
くれぐれも、
「本気でやるつもりないよね?」
て思われるような企画はご遠慮願いたい。

<了>

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