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翻訳ツールとしてのMS Officeの進化に驚いた

「OK!これでいいよね。じゃあさ、1時間後に中国語に翻訳して送ってくれる?」

マジか。
50ページあるプレゼンテーションのPowerPointのスライド。

いや、待てよ。
MS OfficeだからEdgeブラウザのCopilotとかでPPTファイルごとアップロードしたらいける?

。。。。。。

うーん、どうも無理みたい。
どうすればいいの。
あと45分。
少しずつコピペしてChatGPTとかにやらせたらいける?
でも時間が間に合いそうもない。

「PowerPoint 翻訳」 検索

。。。。。。

ふむ、どうやらPowerPoint組み込みの翻訳ツールでスライドがそのまま翻訳出来るみたい。

メニューで翻訳を選ぶと、スライドの右端に翻訳ウィンドウが出て来る。

翻訳先に中国語を選んで、スライドの文字をマウスでダーっとドラッグして選択、
すると翻訳ウィンドウ上部にスライドの日本語テキストが自動入力されて、下部ウィンドウに中国語が即座に翻訳されて表示される。
挿入というボタンがあるのでポチッとすると、PPTスライドのテキストが置き換わる。

こ、こ、これは!速い!

あとは50ページのスライドを粛々と同じ作業で翻訳していくだけ。

表組になっているところとかは、セルごとに選ばないとちょっと翻訳テキストが二重でコピーされたりして後の編集が面倒なのだけど、基本的にはチャチャっと出来る。

そして、40分後。
無事にスライド全部が中国語に翻訳された。

合ってるかどうか?
はい、正直全くわからないので、これは信じるしかない。

ということで、サクッと翻訳版のプレゼン資料を送付して、19時から待ち合わせの食事会へ向かう。
間に合った。

途中、メールがくる。

「あれ?日本語版のスライドは?送ってよ」

マジかー。そっちもか。
今晩中、日付が変わる前に送ります!

〈了〉

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