あなたは何のプロですか?
地域おこし協力隊
2019年6月1日
浅間山でのペタンコまつりを知らせる花火が上がる中
仲間が2人増えました。
地域おこし協力隊という制度で足利へ移住してくれた
山下さん(左)と木村さん(右)です。
山下さんは現役の筑波大学修士課程に在籍する
大学院生で、美術館の学芸員を目指していました。
少し前から足利では古民家などを会場とした
アート展示をする団体もあり、
山下さんはそう言った団体の活動や
足利ゆかりの作家さんの活動、そして市内美術館、
ギャラリーをつなぎ合わせることで
まちの活性化を図れないかと思い
足利へ移住してくれました。
木村さんは
東京で映像宣伝会社て働いていた経験を活かして
映像のまち足利を盛り上げたいとの思いで
料理人である足利出身の旦那さんと一緒に足利へ。
旦那さんはその後北仲通りで
たびするおでんもっくもっくをオープンさせました。
ちなみにこの日、木村さんは
お店の地鎮祭を執り行ってから任命式でした笑
2人とも積極的で
こんなことしたらまちの活性化につながるのでは?
と日々意見交換をしました。
どうしても地域活性化って、イベントやって、
人がどかーんと集まればいいみたいな風潮があるなと
ただ、一時的にどんだけ集まっても
次の日、人がいない元どおりの状態に…
なんてこともしばしば。
単なるイベントではなく、
まちの活性化にはつながっていがなければ…
逆にイベントに少ししか人が来てくれなくても
その人たちが
今後を支えてくれる仲間になってくれるのであれば
それはとても意味のあることではないか…
そのためにはどうしたらいいか?
プロがプロとしてプロの仕事をやる
この考えを大切にしました。
具体的には
夏祭りで素人が焼きそばを焼く…
手仕事がちょっとうまい人が手芸品を売る…
そう言ったものはなるべくやらないようにしよう。
美術館の学芸員を目指していた山下さんは
地域文化の調査・研究を行いながら
展示計画を立て、展示する。
映像宣伝会社経験者である木村さんは
どうやったら人々に映像の魅力が伝えられるか考え、
実戦する。
もしイベントで焼きそばを提供したくなったら
それはプロに頼むようにしよう。
あれから3年が経ちました。
このコロナ禍、改めて思うことは…
プロがプロとしてプロの仕事をしなければ
それは偽物であり、そこには感動は生まれない。
喫茶店は人に癒しを与える、交流の場を提供する仕事
報道機関の人は事実を報道する仕事
飲食店は最高においしい飲食を提供する仕事
農家は農作物を育てることが仕事
建築士は建物やまちづくりに関わる仕事
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では、我々役場職員の仕事って???
それは、
まちへ出てまちの人に寄り添い
まちの人の声を聞き
そこで聞いた悩みを解決するため課題を明確にし
色々と仮説を立てて
課題を解決できそうな人や企業をつなぎ合わせる。
これが役場の人の仕事ではないかなと思うわけです。
では、あなたは何のプロですか?
もしくは、何のプロを目指していますか?
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