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【定期テスト対策】効率重視!数学・物理問題集の進め方(中学・高校)

<こんな人におすすめ>

・勉強の仕方がわからない
・問題演習に時間がかかりすぎて終わらない


【注意】
学習内容の理解を深めたり、根本的な原理をしっかり理解することが目的の勉強法ではありません。
「苦手から脱出したい!」「勉強時間を短くしたい!」という願いを叶えるための方法です。



丸つけは「必ず1問ずつ」

数学や物理の問題集を解くときに、大問ごとやページごとに丸付けをするのはNG!(※大問=1⃣ や 問題番号がついているもののこと)

【NG理由】
・間違えた方法のまま解き続ける可能性あり
・間違いを直す→解き直すという流れは2度手間
・自己流の解き方になりやすく、解法がブレやすい

数学や物理が苦手な人は、まず次のことを意識してみよう!

『最終的にできるようになっていればいい』

この点を意識して問題集をやるとなると、つぎのような流れが効率的!

【効率的な流れ】
①問題を1問解く ※(1),(2)のような設問を「1問」とカウントする
②答え合わせをする
 ・正解の場合 →やり方が同じだったか確認をしてから次に進む
 ・不正解の場合→間違えた原因を探す(参考書を見るのもOK)。解き方の流れをイメージできるようになったら次の問題で活かしてみる。
③最後の設問で正解できたらOKとする!
④不安が残る問題には、自分なりのマークを残しておく

(a)問題にチャレンジ
   ↓
(b)原因探し&修正
   ↓
(c)解けるようになったか確認
   ↓
(a)次の問題にチャレンジ

このサイクルを繰り返す際に、時間を割くのがもったいないのが(b)と(c)だと思います。
1問ずつ丸つけをすることで、「すぐ間違いに気づけて、すぐ次に活かせる」というメリットが生まれます。
間違えたやり方のまま進んで何問も一気に直すのは、もうやめましょう!
この記事を読み終わってからやる演習は、『1問ずつ丸つけ!間違えたらすぐに直して、次できればOK!』を実行してみてください。
たったこれだけで問題集を解く時間が一気に短くなりますよ。



悩んだらすぐ解答を見る

家庭教師としての経験上、苦手な人ほど、解けないときに苦しみながら考える時間が長いように思います。
その時間も、開き直ってカットしてしまいましょう!
先ほども話した、意識してほしいことを忘れないでください。

『最終的にできるようになっていればいい』

問題を見て、じっくり考えて答えを導けるようになるのは、もっと先のステップです。
定期テストならクラス内トップ3、大手の模試なら偏差値60を超えるようになってからでいいです。
数学・物理が苦手な人は、30秒たっても思いつけないようであれば答えをみましょう!
それでやり方を知って、次の問題で正解できれば万々歳です!
たとえ次の問題も解けなかったとしても、最終的に自力で解けるようになっていれば問題ありません!

苦手な状態から、この解き方を覚える方法で勉強を進めていくと、あるときこのような状況が訪れると思います。

「あ~、あれってこういう意味だったのか!やっと分かった!」

苦手を突破するためには、この感覚を得られるまで頑張ってみてください。



おわりに

わたしが高校生のときは、物理がわからなすぎて苦手でした。しかし、今となっては高校物理の講師・受験物理の家庭教師をするまでになりました。出来るようになったキッカケはとても単純なものでした。

意味は分かんないけど、とりあえず言われた解き方でやってみるか!

たったこれだけの開き直りをキッカケに、テストの点数、模試の成績、過去問のできはドンドンよくなっていきました。

意味を理解するより、解き方を理解する方がハードルは低いです。やり方が分かれば誰にでも成績を上げるチャンスがあります!まずは、この記事を読み終わったら『1問ずつ丸つけする』ということから始めてみてください!


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