小さいけれど、作品性のあるブランドが生まれる"場"になりたい
久しぶりにnoteを開いてみたら。
久しぶりの投稿です!
昨年の6月にはじめた自社ブランドの立ち上げでバタバタしていたら、
いつのまにか季節が一周。
ふと、久しぶりにnoteを開いてみたら、
いつのまにか沢山の人にフォローしてもらっていてビックリ(゚д゚)!
大半のみなさん、はじめまして笑
株式会社Unsungs&Webという、とても読みづらい名前の会社をやっている有井です。
やりたいことは、
「日本から世界に向けたCrafted in Japanブランドを創りだしていく」
こと。
日本には、本当は誇るべきものなのに、まだ陽の目をみていない/見出されていない(unsungな)モノ・素材・技術がたくさんあります。
そんなモノ・素材・技術を持つ日本の作り手と一緒に、胸を張って世界にだしていけるようなブランドを創っていきたいという想いで会社をつくりました。
自分たちの特徴としては、
・伝統工芸じゃなくて、軽工業
・1つ1つのブランドの規模感よりも、作品性(尖り)
・衣食住いろんな領域にまたがってブランドをつくる
あたりが他とはちょっと違うのかなとおもってます。
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そんな自分たちが第一弾で作ったブランドが、
約1年前の投稿(こちら)で詳しくかいた【ホームケアブランドKomons(コモンズ)】。
食器用の洗剤やバスクリーナー、ファブリックミストなど毎日の暮らしの中で使う家事用品のブランドです。
なぜ、洗剤なのか?というのは、長くなってしまうので詳しくは1年前の投稿にゆずるとして、簡単にまとめると、、
洗剤などのホームケア商品の市場は、大手が寡占し、機能性と価格が何よりも優先され、違いがわからないような画一的な商品ばかり(例えば、食器用洗剤のキュ〇ュットとジョ〇の中身を入れ替えて、だれか気が付く人がいるだろうか?)
当時の我が家を含め、みんな別にその商品が好きなわけじゃないけれど、それしか選択肢がないから仕方なく使っている。
そんな「20世紀的」な状況へのアンチテーゼとなるものを、自分たちの手で、日本から作りたい、そう考えてKomonsをつくりました。
Komons(コモンズ)という名前の由来は、着物の柄である「江戸小紋」。
江戸時代、幕府からの贅沢禁止令で無地の着物が強制される中でも、日々の生活できるものに彩をもちたいと生み出されたデザインです。
その考え方自体がとても日本らしく、誇れるものだと思って、同じく「日常のテンションをちょっとあげる」ことを目指した自分たちの商品をKomonsと名付けました。
約1年半の開発期間をへて、去年の8月からようやく一般販売を開始。
今年の3月からはショールーム的な位置付けで、一部セレクトショップでの販売も開始しました。
そして今月には、いろいろな縁が重なり、
イタリア、ミラノのライフスタイルストアから声がけがあり、
ミラノデザインウィークの期間中にブレラ地区のお店でPop-upをやったり、はたまた韓国への販売実績もつくることが出来ました。
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本当に少しずつだけど、やりたい方向に近づいている。
そんな感覚をようやく持てるようになってきた今日この頃。
でも、、ある日、ふと思いました。
たぶん、この延長線を単純にまっすぐ伸ばしただけ(売上を伸ばしていくだけ)では、"なりたい姿"にたどり着けない。
というのも、自分たちは最終的には「場」になりたいんです。
1つ1つは小さいけれど、それぞれ強い想いをもち尖ったブランドが生まれる「場」になりたい。
そのためには、
➀まずは自分たち自身がリスクを取ってブランドづくりを実践すること。
②さらにその過程や裏にある想いを伝えていくこと。
③そして同じ志の人が集まる空気感や仕組みを作ること。
が大切だと、改めて考えました。
つまりは、➀だけ頑張って、商品/ブランドをつくって、国内海外に展開して、ファンと売上をつくる。
それだけだと、自分たちが目指す「場」にはなれない。
そんな気がするようになりました。
なので、せっかくこのnoteをフォローしてくれている人がいるので、
まずはここを中心に、少しずつ②の発信していきたいとおもいます。
これまで前職やその以前に考え、実践してきたウェブマーケの話しが中心だったけれど、
これからはそれに加えて、元マーケターの自分が、自分で事業・ブランドを立ち上げるなかで考えていること、うまくいったこと、いかなかったこと、リアルな出来事などを発信していきたいとおもいます。
会社の経営もブランドづくりも、まだまだヒヨッコで右往左往している自分たちではありますが、自分たち自身でモノづくり/ブランドづくりに取り組むんだからこそ気が付いたことや感じたことを書いていきたいです。
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