目の前のことに精いっぱいで、しばらくご無沙汰だったnote。 ただ、今日でUnsungs&Webという会社を起業して丸6年の節目ということで、自分に向けた備忘録&万が一誰かにとって意味あるものになればと、久しぶりに文章書いてみます。 (参考:そもそもUnsungs&Webって?) 【6年間の振り返り】2017年の立ち上げから2年弱は引きこもって調香を学び。 その後自社ブランドの商品を発売してからも、ずいぶんと遠回りをしてきた気がします。 そんな中でもこの6年間(特にこ
去年の夏ごろからゲリラ的に始めた、果物無人販売所のF STAND(エフスタンド)が、ありがたいことに最近いろんなメディアに取り上げられました。 日経MJ、読売新聞、ITメディアオンライン、TOKYO MX、めざましテレビ(9月24日放送予定)など。 特に、ITメディアオンラインの記事はヤフートピックスにピックされて一時Yahoo!トップにも出てくる状況になったこともあり、かなりご無沙汰な知り合いからも多数連絡を頂きました。 それはとても光栄なことだし、自分が取り組んでいる
「F STAND」という、果物の無人販売所プロジェクトをはじめました。 イメージは、よく田舎の道端にある野菜を売っているような無人販売所。あの100円を箱に入れるようなやつです。 それを東京のど真ん中に沢山点在させていきます。 そこで販売するのは、これまでは産地でしか食べることのできなかった「ほんとうの完熟果物」のみ。 東京近郊の畑で、完熟したものを朝収穫し、それを自分たちで直接東京まで運び、その日の昼間には販売を始めます。 そして敢えて、収穫から48時間以内のもの
墨田区錦糸町に"日本初の国産Tシャツメーカー"久米繊維工業(創業1935年)という会社がある。 その久米繊維のファクトリーブランド「KUME.jp」をリニューアルするお手伝いをこの1年かけてやらせてもらい、ようやく先週新しいWEBをローンチした。 <KUME.jp 公式サイト> ーーーーーーーーーーーー このリニューアルに際しては、 「(大企業ではなく)歴史ある中小企業としてやるべきこと、やるべきでないことは何か?」という点を特に大切にして取り組んだ。 例えば、
7月から【FRUITEST(フルーテスト)】というレア・ドライフルーツのブランドを立ち上げた。 このブランドを通じて実現したいのは、 「これまで、旬の時期に産地でしか味わうことのできなかった、日本の果物の"本当のおいしさ"を世界に届ける」ということ。 でも、この取り組みをやっている中で、しばしば困ることがある。 それは、「本当においしい果物ってどんな果物か?」ということに対する、 "一般の人"と"作り手"間での意識のズレだ。 一般の人に「おいしい果物ってどんな果物?」
先週、「日本の旬を世界に届ける」をテーマにした、 レア・ドライフルーツのブランド【FRUITEST(フルーテスト)】をローンチしました。 (その時の記事はこちら。) そのFRUITESTをつくるにあたって、私たちは果物の「完熟」にとてもこだわりました。 それは完熟のタイミングにこそ、果物の「香り」を最も感じることが出来るからです。 でも実は、都会の生活の中でほんとうにおいしい完熟果物と出会うのは、実はとても難しいこと。 なぜならスーパーなどに並ぶ果物は、産地では(種類に
「日本には、世界に誇る香りがある。」 私たちはそう考えています。 春夏秋冬の四季が巡る日本では、木々や華や果実など実に様々な香りが存在しています。 自分たちの足で国内各地を巡り開拓した日本ならではの香りを、自分たちがつくるKomonsの各商品に取り入れてお届けしたいと考えました。 ホームケアブランド「Komons」 その第一弾として、例年5月~8月が旬の和歌山産”山椒”から香りを蒸留し配合したファブリックミストを作りました。 山椒(英語名:Japanese Pepper
構想から1年半。これまたいろんな人の協力のおかげで、 今日から「FRUITEST(フルーテスト)」というブランドを始めます。 自社ブランドの立上げは、ホームケアブランド「Komons」に引き続き、2つ目になります。 食品です。 果物です。 "レア・ドライ"フルーツです。 そもそも、なぜドライフルーツなのかというと、、 わたしは山梨の果物畑に囲まれた家に生まれ、ぶどうやスモモ・桃やサクランボなどの果物は買ったことがない(おすそ分けで食べきれないほどもらうから)環境で育ち
「日本のものづくり企業はプロダクトアウト思考だからダメなんだ」 「もっとしっかりと顧客の声を聞いて、マーケットインで商品開発をすることが大切」 そんなことが言われ続けて久しい今日この頃。 なんだか平成の時代は、ずっとそんなことが主張されてきたように感じます。 でも、令和の時代を迎える今、「マーケットイン⇔プロダクトアウト」の二元論でものづくりを捉えても前に進まないということは、みんな肌感覚で分かってきてる。 自社のスキルや経験などをベースに、「作れるものを作る」プロダク
久しぶりにnoteを開いてみたら。久しぶりの投稿です! 昨年の6月にはじめた自社ブランドの立ち上げでバタバタしていたら、 いつのまにか季節が一周。 ふと、久しぶりにnoteを開いてみたら、 いつのまにか沢山の人にフォローしてもらっていてビックリ(゚д゚)! 大半のみなさん、はじめまして笑 株式会社Unsungs&Webという、とても読みづらい名前の会社をやっている有井です。 やりたいことは、 「日本から世界に向けたCrafted in Japanブランドを創りだしてい
「自分はゼロから何かを生み出すことに向いてない」 ずっとそう思い続けてきた。 なぜなら、私には"才能"がないからだ。 小さいころから、いわゆる発想力やクリエイティビティがなかった。 知恵の輪は一度も解けたことがないし、なぞなぞの類も初めて耳にする問題を他の人より先に答えることができたことなんて記憶にない。 暗記型の学校のお勉強は出来ても、何か新しいものを発想したり生み出したりする力がない。 それがずっと私のコンプレックスだった。 だから、アートやモノづくりなど、
世の中、みんなが当たり前のように使っているけれど、実はほとんどの人がぼんやりとしか定義/理解できていない言葉がある。 「ウェブマーケティング」 も、そんな言葉の1つな気がする。 話す人によって、それはウェブ広告のことだったり、SNS施策のことだったり、はたまた自社サイト上におけるコンテンツマーケブランディングのことだったり。 ウェブマーケティングについてブログを書いたり、たまに偉そうに企業にアドバイスしたりしている私自身も、ふと改めて考えるとしっかりと定義出来ていないの
小学校の銅像で有名な二宮金次郎(二宮尊徳)の名言にこんなものがあります。 「道徳なき経済は罪悪である。経済なき道徳は寝言である。」 この言葉は自分にとって座右の銘のようなもので、会社を作ったときにも、いの一番にこの言葉を会社の価値基準に書き込みました。 個人的には、 「アート(世の中への問い、新しい価値基準の提案)とビジネス(経済合理性)の両立」もまさに同じ話だなと思っていて、日々事業をしていく中でこの点については考えを巡らせています。 「一度きりの人生。経済合理性だけを追
AmPm(アムパム)という二人組の日本人覆面アーティストが大好きです。 音楽自体が好きというより、マーケターとして尊敬してます。 あまり日本だと知られていないアーティストですが、2017年3月にリリースしたデビューシングルがわずか半年でSpotifyで800万回再生を突破とのこと。 (うち90%はいきなり海外ユーザー) 知名度ゼロでいきなり世界を獲った覆面ユニットの「ヒットの方程式」 この記事を読んで「すごいなー」と思うのは、知名度ゼロからいきなり数百万再生を達成し全米
先週末、以前にこのnoteで書いた記事が少し爆発しました。(いい意味で。) 具体的には、1か月前にnoteでブログを書き始めたときに最初に投稿したこの記事です。 クラウドファンディングの「勝敗の95%」は、始める前に決まっている それまでこのnoteブログは、始めたばかりでフォロワー数もたいしておらず私自身が有名でもなんでもないので、知り合い中心にちょろちょろみられてる程度。 実際noteのダッシュボードで投稿初週の数字をみても、上記の記事は138PV・2スキでした。 個
「インスタ映え」という現象があまり好きではありません。 それは消費型社会の最たる事象だと思うからです。 SNSが広がり、スマホの画質があがり、ネットの通信スピードが速くなっていくこの時世において、画像や動画といった「瞬発力をもって伝わり拡散されるもの」が力を持ってくるのはある意味自明のことだとは思いますし、今後も続いていくものだと思います。 でも何だかむなしい。。? 個人的にはずっと違和感を感じていました。 そのむなしさってなんだろう?と自分なりに考えてみると、 「イン