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夢担保 某所には夢を担保にお金を貰える夢の質屋がある。 彼は経済的に困っていた。そこで利用したのが夢担保だ。 彼は大金を得て、一時的にその場をしのぐことが出来たのだ。 さぁ実現すべく夢を追い求めようとした彼だが、 目標となるはずの夢が思い出せないのである。 そこで彼は、質に入れた夢を買い戻そうとして、夢担保に向かったのである。 結果的に彼は夢を諦めた。買い戻すには莫大なお金が必要であった。 故に彼の夢とは巨大で、そして諦めのつく、その程度のものだったのである。 謙虚大会
不思議な本があった。本にはその人の人生が書かれているらしい。 ある人がそれを読み進めた。生活はいつもどおり。 来る日も来る日もその本を読み続けた。内容は……よく覚えてないらしい。 ただ、不思議に惹かれるものがあり読み進めた。その人は死んだ。思うに、そんな人生だったのだろう。 本は別の人の手にわたり続けた。ある時は若者だった。 斬新なデザインをするアーティストだった。彼は本を見てまず考えた。 表紙を変えようと。黒のシックな表紙じゃあ、気分も暗くなる。 数刻考えて一日作業した。