エンジニア第一とはなんだろう。
背景
2019年より、【エンジニア第一】をビジョンとして全面的に出している当社。
3年経った現在を、一度振り返りを実施する必要があると感じます。
最初のイメージは、エンジニアの希望をできれば通してあげる考えが強かった。
・開発がやりたい
・上流工程やりたい
・新規開発やりたい
・在宅ワークが良い、常駐は行きたくない
・残業が少ない現場が良い
などがたくさん営業部に寄せられてきます。
思考
案件自由選択を謳えている当社は当然のことだと思っています。
しかし、時間が経ち、案件希望が多い社員が増え、コア顧客に要員を提案できなくなるリスクが増えます。
会社は、基本お客さんがいるからこそ成り立ちます。
しかし、売手市場のエンジニア分野はそう行きなく、エンジニア寄りの考え方を選ばないと、人材採用が上手く行かない。
結論
エンジニアさんとお客さん要望を両方をしっかりヒアリングし、両方の満足を追求する。
SESの未来はそれしかないと思ってます
エンジニアの将来に着目し、1番効率の良い道、1番キャリアプランを一緒に考えることも大切に思います。
エンジニアがやりたい案件を十分に考慮しますが、エンジニアのプラン形成には経験と時間が必要ですので、やはりエンジニアの経験を考慮した営業担当が一番良い案件を選択して、エンジニアに提示し、エンジニアの意向を確認するのはwin-winな関係と思います。
会社の今後の取り組み
案件自由選択ではなく、案件自由表示に切り替えています。
エンジニアの一時的な気持ちの応援ではなく、エンジニアの一生を背負っているものですから。
営業の判断も大切と思います。
将来像は、エンジニアに優しい会社を維持しつつ、お客様の要望も応えられる会社にしたい。
顧客とエンジニアの間に立ち、と満足の両立は難しいと思いますが、工夫すれば我々なりの道が開くと信じています。
3/6 田中誠