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2023年 第3次世界大戦中の私たち 全23話 その4 ロシアについて その2

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「ロシアについて」の前提2「貴族と奴隷」

プーチン大統領の本音(推測(笑))・・・・・・・・・・・・・・・・・「奴隷の分際で<ウクライナは独立国だ>とか、何フザケタ事言ってんだ❓あ❓奴隷は奴隷らしく、おとなしく私の言う事を聞いておけばよかったものを、反抗するからこういう目に遭うんだ❣ 大人しく奴隷に戻らないなら、皆殺しにしてやる❣

今日は、前回に予告した通り「貴族と奴隷」のお話を、より判りやすくするために、ある物語を引用し、現在のロシアやプーチン大統領の状況を説明するお話にしたいと思います。

アニメ「銀河英雄伝説ディ・ノイエ・テーゼ」

壮大な物語ですが、その中で「惨劇」という副題のエピソードが、このお話の背景にあります。まずその物語の概要を、ごく簡潔にお話ししましょう👆

1 遥かな未来、銀河帝国という国があり、人口は約250億人。        2 銀河帝国は、100年以上戦争状態。相手は自由惑星同盟。          3 現在、銀河帝国は内戦状態で、自由惑星同盟との戦争どころでない。      4 内戦は皇帝側と、皇帝の権限を我が物にしようとする貴族連合に分かれての戦闘。内戦の原因は次の通り。皇帝が急死し新皇帝は前皇帝の孫が継いだのだが、皇帝はまだ5歳で実権は宰相が握った。それが不満な貴族たちは、我こそ宰相にふさわしい、と皇帝側宰相を倒そうとした事による。     5 宰相は、有能な青年将校ローエングラム公ラインハルトに命じ貴族連合を討伐しようとした。ラインハルトは、貴族連合を「賊軍」と呼び容赦ない討伐を開始した。                          6 ちなみに彼我戦力差は次の通り。軍人数や艦船数は貴族連合が上回っているものの、ラインハルトは「常勝の天才」と呼ばれる戦闘巧者で、側近の参謀長や艦隊司令たちも有能者揃い。対して貴族連合は、メルカッツ提督という超優秀な将軍を擁していながら、貴族連合盟主のブラウンシュバイク公オットーが、絵にかいたような愚者で、メルカッツ提督の度重なる進言をすべて無視し、無謀な進軍を繰り返している状態であった。

背景は以上です。では次に、この内戦中に起きた一つのエピソードを引用します。まずは引用文をご覧になって下さい。

所沢ミューズにて

この引用文の登場人物をご紹介します。

<貴族連合側>
1 貴族連合盟主 :ブラウンシュバイク公オットー・・・以下、オットー         2 オットーの忠臣:アンスバッハ
                                           3 ナレーター  :固有名詞なし

<状況説明>
敗色濃厚な貴族連合の盟主オットーのもとに、よくない知らせが入った。

<引用本文>
ナレーター:領地であるヴェスターラントに暴動が起きたのである。長年に  渡る、領主と貴族の圧政に対する不満が、遂に爆発したのである。ブラウンシュバイクに替わってこの地を統治していた甥のシャイド男爵は重傷を負い、ほどなくして死亡した。

オットー  :身分卑しき者どもが! よくも汚れた手で我が一族を!      
       ヴェスターラントを消し去ってしまえ!               アンスバッハ:閣下、いけません、そればかりは。
オットー  :下賤の者どもを一人も生かしておくな!
アンスバッハ:お考え直しください。ご自分のご領地ではありませんか。   
       首謀者を処断すれば・・・
オットー  :黙れ!儂の領地だ、儂が決める! ルドルフ大帝はかつて、    
       何億人という暴徒を誅殺あそばし、帝国の基礎を、お固めに     
       なったではないか!
アンスバッハ:では、ゴールデンバウム王朝も、これで終わりです。
オットー  :何?
アンスバッハ:自らの手足を切り取って、どうして立っていることができる         
       でしょう。
オットー  :何と言った? 儂を侮辱したばかりでなく、ルドルフ大帝を
       も侮辱したな! 誰かおるか、大帝を蔑む叛逆民だ! 即刻
       牢へぶちこめ!

こうして、有能な忠臣アンスバッハを牢に入れたオットーは、いよいよ側近に賢い進言をする者がいなくなり、勝てない戦に猛進する事になった。

はい、エピソード「惨劇」では、貴族連合盟主オットーと、その忠臣アンスバッハとのあいだに、以上のようなやり取りがありました。これを、現在のロシアの状況に当てはめてみたいです。ちなみに交換点は次の通りです。

貴族連合盟主オットー・・・プーチン大統領                             忠臣アンスバッハ・・・・・忠臣A(固有名詞なし)                ルドルフ大帝・・・・・・・スターリン議長
ゴールデンバウム王朝・・・ロシア                         ヴェスターラント・・・・・ウクライナ

では参ります(笑)

プーチン大統領:身分卑しき者どもが! よくも汚れた手で我が一族を!      
        ウクライナを消し去ってしまえ!               忠臣A    :閣下、いけません、そればかりは。
プーチン大統領:下賤の者どもを一人も生かしておくな!
忠臣A    :お考え直しください。ご自分のご領地ではありませんか。   
        首謀者を処断すれば・・・
プーチン大統領:黙れ!儂の領地だ、儂が決める!スターリン議長はかつ
        て何億人という暴徒を誅殺あそばし、帝国の基礎をお固め
        になったではないか!
忠臣A    :では、ロシアも、これで終わりです。
プーチン大統領:何?
忠臣A    :自らの手足を切り取って、どうして立っていることができ
        るでしょう。
プーチン大統領:何と言った? 儂を侮辱したばかりでなくスターリン議長
        をも侮辱したな! 誰かおるか、議長を蔑む叛逆民だ! 
        即刻牢へぶちこめ!

いかがでしょう(笑)、アニメ銀河英雄伝説での貴族連合盟主オットーと忠臣アンスバッハのやり取りは、そのままプーチン大統領とその側近のやり取りに置き換えても、さほど不自然さは感じない仕上がりとなりました(笑)

貴族の考え方は本当にこのようなものらしいです。自国民を「大切な同胞」などとは思っておらず、単に自分の為に働かせる「奴隷」としか感じていないようです。なので自国民を「下賤の者ども」などと呼び、そして「一人も生かしておくな!」となるんです。

現実世界でも、プーチン大統領の開戦時の心境は、上記のようであったのではないでしょうか。プーチン大統領にとって、ウクライナは「自分の領地」なのであり、よってウクライナ国民は自分の「奴隷」でなくてはいけないのです。奴隷が反旗を翻そうものなら、「一人も生かしておくな!」になってしまうのでしょう。

今日はここまでにします。次回は今日の続きですが、副題は「ロシアについて」ではなく「アメリカについて」です。次回も今日と同様、銀河英雄伝説から引用し、台詞と人物を当てはめてみたいと思います(笑) お楽しみに👆

入間基地航空祭

今日は3月25日(土)

前回は3月23日で、「私は23日に、いつも何か大きな事が起きる」と書きましたが、今回、本当に23日の夜に大きな事が起きました💦 どちらかというと、私にとってあまりよくない事が起こりました。この件の詳細は、訳あって今はお話しできません。4月1日以降になったらお話しできますので、次のこのシリーズ記事で、お話ししますね👆

狭山市 8月の夕焼け

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