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バイデン大統領がついに言った!「何かやるかも」ウクライナ侵攻に想うこと 15

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バイデン大統領が「何かやるかも」と言った!

これはプーチン大統領への単なる牽制とも受け取れますが、今まで頑なに「アメリカは派兵しない」と言い続けてきたバイデン大統領の姿勢が、今日遂に「何かやるかも」に変わった日になりました。これ、最悪の場合は、バイデン大統領自身が言っていた通り、第3次世界大戦になりますね。

21世の今は、比較的小規模な内戦や、隣国との小競り合い程度ならば、常にどこかで起こってはいますが、大きな国が大々的に軍事力を行使するような場面は、もうこの時代には起きないだろうと思っていました。ところが、それが起きてしまいました。プーチン大統領によって。

そして戦闘は激化、いや激化というより、膠着状態の消耗戦の様相が濃くなってきました。プーチン大統領の命令で動くロシア軍は、規模こそ大きいですが、何故か士気は乏しく、兵站不全のため、思うような戦いができていないように見えます。

一方ウクライナは西側諸国から大規模な兵器援助を受けています。おそらく援助されているのは、兵器だけではないと思われます。食糧、医薬品、そしてネット記事で出ていましたが、イギリスがゼレンスキー大統領警護のためSASを派遣して、このSASが、かなり活躍しているようです。

プーチン大統領はやはり「ゼレンスキーの首をはねよ!」と言っていたようです。過去十数回の暗殺ミッションがありましたが、いずれも失敗。ゼレンスキー大統領は、まだ生きています。生きている原因は、ロシアの暗殺部隊が、イギリスのSASに、ことごとく排除されているからのようです。

SASというのは、イギリス陸軍の特殊空挺部隊です。潜入破壊工作専門の特殊部隊で、ゼレンスキー大統領暗殺計画を妨害して、大統領を殺せないようにするなど、うってつけの任務でしてロシアの暗殺部隊はことごとく排除されているそうです。排除の意味は解りますよね?殺されてるって事です。

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これに苛立ちを隠せないでいるのが、プーチン大統領です。ロシアの暗殺部隊は、ウクライナの要人、二十数名を狙っているようですが、その第一目標がゼレンスキー大統領です。SASがどうやって警護しているのかは知りませんが、上手にやってのけているようですね、少なくとも今のところ。

大規模な戦争経験のある各国にはそういう、表に出ないで難しい任務をこなす特殊部隊がありますが、その人数はどこもそう多くありません。何故なら、任務内容が特殊なため、特殊な訓練と装備が必要であり、そしてそれをこなすには、特別に優秀な兵士が必要になるからです。

何処の国も事情は同じですが、そういう特殊任務をこなせるだけの兵士は、多くないようです。正に少数精鋭部隊ですね。今現実に、ロシアの暗殺部隊はスペツナズが有名ですが、そのスペツナズから更に優秀な兵士を選りすぐったのが、KSSOという部隊のようです。

ところがこういう特殊部隊は、人数が少ないもんですから、長い期間、作戦を続けることができません。しかも、こういう作戦の常として、最初に投入するのは、最優秀の兵士です。最初の段階で失敗すると、つまり最初の最優秀兵士が殺されちゃうと、次々と新しい兵士を繰り出すワケですが、最初の兵士よりは優秀さが劣るため、最初の兵士が失敗したと後で、任務を遂行するのは、どんどん難しくなります。

現在ゼレンスキー大統領の周辺では、このKSSOとSASが、静かな戦闘を繰り広げているようですが今のところSASが圧倒的に強いみたいです。そりゃあプーチン大統領、激怒しますよね。KGB出身のプーチン大統領です。自国の暗殺部隊が、イギリスの暗殺部隊に劣っているという事を全世界に知られてしまっているワケですから。

というワケで今のところゼレンスキー大統領は、毎日テレビに出て、全世界に状況を知らせ続けているというワケです。

暗殺部隊を送る指揮官の常として、自分が暗殺されてしまうことを、極度に恐れるようになります。これが現在のプーチン大統領です。西側諸国も、プーチン大統領に対し、当然、暗殺部隊を送っているはずですが、これについては、次の記事でお話してみたいと思います。

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