こうちゃん
こうちゃん。ある日、お母さんが赤ちゃんが出来たかもって教えてくれました。お父さんは、凄く嬉しくて、やったやったと凄く喜んだのを覚えています。
でも少し不安もありました。ちゃんと親らしく出来るだろうかと。お金もそんなに無かったし、なんだろ、威厳というか、教養というか、ちゃんとやっていけるだろうかと。
でもね、色々準備したり、服を買いに行ったり、ほんと楽しかった。お母さんのお腹の中で動いたときは、感動でした。よくお母さんの背中や腰をさすってあげてたな。悩みはもうその頃には、嬉しさがまさってました。
こうちゃんが産まれました。長い時間、お母さん頑張って、最後は女のお医者さんだったけど、お母さんのお腹をどんどんどんどんたたいて、一気にどーんって。こうちゃんが明るい光をまとって生まれてきたのを昨日のことのように思い出します。めちゃくちゃ感動して、涙が止まらなかった。お母さんもほっと一安心。無事で笑顔でした。
あれから24年。改めて、お父さんとお母さんの子に生まれてきてくれて、本当にありがとう。
小さいときは、よくお乳を戻したり、高熱を出したりして、心配したけど、元気に育ってくれて本当に良かった。
こうちゃんの名前、光希です。お父さん凄く悩んで考えて考えてつけました。お母さんもたくさん考えました。
光る希望。
我が家の希望の星です。
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