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自分を大切にするってどういうこと?と戸惑いながらやってみたこと ふたつ


ジェーン・スーさんのラジオ「生活は踊る」に桜林直子さんが代打登板すると聞き、ポッドキャストで聞いていたところ、「自分を大切にするにはどうしたらいいですか?」という話題が聞こえてきました。

そういえば、
わたしも自分を大切にするって具体的にどうしたらいいのかわからず動きあぐねていた時期のことを思い出しました。

よく聞く言葉ですよね、「自分を大切にする」って。
「ご自愛」というワードも流行ってますよね。

でも、じゃあ、実際やろうとしてもいったい何からどこから始めて良いのかも分からない、雲を掴むようなものではありませんか?

いまのわたしは自分を大切にするという行動が少しだけ出来るようになってきました。

そこで、
わたしがやってみた「自分を大切にする」というアクションをふたつ紹介したいと思います。


お気に入りのタオルに変える


まず、やったことがこれです。

タオルの交換時期ってわかりにくくて数年交換していないなか、お風呂上がりに濡れた髪を拭くたびに「ああ、もっとふんわりタオルをつかいたいなあ」とひそかに思っていた私。

「となりの雑談」というポッドキャストのとある回で、自分を大切にすることの具体例として、サクちゃんが「タオルを自分のお気に入りのものに変える」を挙げていました。

それなら手軽にできそうだなあと思ったものの、自分のためだけにタオルを買うのは気が引けて、しばらく買えずにいました。

夫はむしろガサガサのほうが好みということもあり(そのほうが水分をよく吸うと感じるらしい)、わたし専用のタオルを買うなんて・・・と躊躇したんでしょうね。

しばらくたってから、やっぱり買ってみようと意を決し、無印良品でふわふわのタオルを2枚だけ購入。

たぶんこれが、「自分を大切にしよう」アクションのはじめの一歩だったと思います。

ふわふわのタオルを使ってみたら、お風呂上がりがホントに心地よくて、心までふんわり包んでもらったかのように感じました。わたしの髪は多毛かつ剛毛なので、乾かすことがほんとに億劫だったけれど、それも嫌じゃなくなりました。

お風呂上がりにそのふわふわのタオルを選ぶ瞬間、「自分を大切にするぞー、してるぞー」って、ひそかに思ってます。

出来てるという実感を毎日感じられるのもタオルを変えてみて良かったなと思うポイントです。


自分の体にフィットする下着を買う

40代になって、常に下着に関する悩みや着心地の悪さを感じるようになりました。

締め付けがきついとか、逆にブカブカして気持ち悪いとか。

でも、自分のことにあまりお金をかけたくない気持ちが強くて、気持ちの悪さは横に置いておいて、いざ買うとしても価格重視で自分のサイズや肌に当たる感触などは無視して選んでました。

でもあるとき、
この、ずーっとイライラして気持ちの落ち着かない感じはなにが原因なんだろうと考えたとき、自分の余裕のなさや子育てで生じる苛立ち、PMSとか原因はいろいろあるけど、下着による着心地の悪さを解消したらずいぶんと生活の満足度がかわるんじゃないかなあと思ったんです。

下着って、何をしてても何かをしてなくてもずーっと身につけているものですよね。なので、初期設定から心地悪さを抱えてるというか。

初期設定の不具合を改善すれば、その効果が及ぶ範囲はとても広いんじゃなかろうかと思ったんです。

PMSにせよ余裕の無さにせよ、改善させるのはそうそう簡単なものではないなか、下着を変えるということは案外ハードルが低いことなんじゃないかと。

そこで、地元デパートの下着専門店へ行き、サイズをしっかりはかってもらいました。そして、わたしのいま困っていることを店員さんに伝え、そのうえでおすすめしてもらったものを購入しました。

わたしにとってはかなり高価な買い物で、勇気は要ったけれど、結果的にはあのとき勇気を出して良かったなと思います。
下着が気になってしまうということはなくなったし、何なら気持ちまで上向いたような感覚になりました。

心地よくないとか、きついなどの自分気持ちを知らず知らずのうちに無視していたんですよね。聞いてあげたらこんなにこころがあったかくなるんだって、それに気づきました。

洗濯は手洗い必須なので、毎日手洗いを頑張っています。
でも、その時間は自分のためにかけている時間だと思えるので、そんなに苦だとは思っていません。ものすごく面倒くさがりで、以前のわたしなら手洗いは絶対しないと思うのですが、人って変わるものですね。


おわりに

このふたつのアクションをきっかけに、少しずつ自分のものを購入できるようになってきました。それに伴い、自分を大切にするという感覚も少しずつ体感出来るようになってきたと思います。

自分を大切にするという感覚はなかなか掴みにくいものではあるけれど、冒頭のラジオでサクちゃんは、「大切な友達をもてなすような気持ちで、自分のことを扱ってみて」と言っていて、それもいい考え方だなー!と思いました。


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