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ケアマネになってみた!②ブラック事業所との決別

➀の続きです。

家族にも経緯を話し、翌日、退職願を手に出社しました。
入社2か月目の辞意表明に、社長も驚いていましたが、
「ケアマネの仕事をきちんとしたい」
「ブラックなやり方はしたくない」
と自分の想いを伝えると、一気に豹変。

「いきなり辞めるなんて、どれだけの人に迷惑が掛かるかわかってるのか。
 ここでのことを県や管轄する省庁に言ったら、損害賠償するぞ」と
脅しのようなことを言ってきました。
またか…と思いながら、こういうモラハラを聞くのも最後。
と思ってスルーしながら、話が終わるのを待ち、退職願を渡し、
荷物をまとめて帰宅しました。

これで、ブラックな事業所から縁を切れる!と清々しくいたのですが、
社長から電話が入りました。
「改めて、辞めるにあたっての誓約をしたいから明日もう一度会社に来て欲しい」というのです。
私は、書面なら送って頂ければ書いて戻しますよと言ったのですが、
どうしても会社に来ないと手続きしない、と脅されたのもあり、翌日、
また会社に行く羽目になりました。

会社に着くと、例の高齢者サービス住宅の女社長と事務所にいた男性もいて、3人に取り囲まれるように座りました。
社長から「これから念書を書いてもらう。ここでのことを漏らしたら、
損害賠償をする。それはウチだけじゃなく○○にも迷惑がかかるから、
双方との念書に書いてほしい」と言われ、本当は自分の痕跡を残したくなかったのですが、一刻も早く関係を切りたかった私は署名押印しました。
その後、後任はこの男性が引き継ぐと言われ、当月分の給料を受け取り、
離職票は郵送で受け取る事を確認し、事務所をあとにしました。



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