ケアマネになってみた!③オフホワイト企業への転職
➀・②では、ケアマネスタートがブラック事業所だったと、
私の黒歴史を綴りました(-_-;)
今回は、その後、転職したオフホワイト企業での様子をご紹介します。
(ホワイトではなくオフホワイトなのは、敢えての表記ですw)
前職がブラック・オブ・ブラックだったので、転職活動をする条件面は、
・法令遵守ができていること(当たり前なんですけどね)
・ケアマネの仕事を身につけられる研修や育成制度があること
・土日祝日休み
・月給25万以上
・制服無し、マイカー通勤OK
を掲げて探しました。
地方なので、転職エージェントなんて思いつかず(皆無…)
ハローワークに行って探していました。
そこで、いくつか候補があり、一番名が通ってる福祉企業に
アポイントを取ってもらい、面接に応募しました。
面接当日。緊張しながらも自分の想いを話すと、
担当の面接官が、いたく私を気にいってくれたようで、
翌日には採用のご連絡を頂きました。
ただ、ケアマネは本社決済が必要なので、2か月後の採用となるが、ぜひ、来てもらいたいと期待を受けていることをひしひしと感じ、
失業手当もあったので内定をお受けしました。
仕事が始まるまでは、元職場の福祉作業所へボランティアに行ったり、
家のことや祖母のおつかいなどの足となって、細々と動いていました。
そして満を持して始まったケアマネ、RE:START!!
入社当日に、手続きがあり就業規則の説明や雇用条件の確認、
業務内容の確認などがありました。
「あ、ちゃんとした会社だ。よかった」と心から感謝したのを
覚えています。
今回の採用は、前任ケアマネさんの退職にまつわる補充でした。
前任者から引継ぎを受け、1件1件お家を覚え、業務を覚え、
目まぐるしい1か月をすごしました。
次の月からは、自分でたどり着かなきゃいけない、と思うと、
人間の記憶はフル活用できるものですね。
前任者が辞めてしまった後のケアマネ部門は、
面接を担当してくれたセンター長と新人ケアマネの私の2名体制でした。
このセンター長との出会いは、私の人生の中で大きなターニングポイントとなり、生涯のメンターとして仰いでいます。
本当によく可愛がってもらって、ケアマネのイロハを事細かく教えてもらいました。そして、教えるだけでなくて、「まこちゃんはどう思う?」と、
私の考えを聞いてくれてから「それで大丈夫」「こうしたら?」とアドバイスをくれました。自分で考えるクセを身につけられたのもこの時だったな、と改めて思いました。
地元でのケアマネのエピソードは、初めて新規で担当した住宅改修の案件は祖父母宅だったことです。工務店さんとのやりとりや提出書類、ケアマネとして書く文章をひと通り経験できました。
また、認定調査で伺ったお宅で、利用者さんとご家族に気に入られて、
「あなたにケアマネをして欲しい」と言っていただき担当になったこと、
毎回の訪問を心待ちにしてくださるご本人、ご家族様がいたこと。
どんなに大変なときも、心がほっとなる瞬間がありました。
その一方で、人と人との支援は難しさも感じました。
「20代の独身のあなたに介護や嫁姑のことなんてわからないでしょ」と
面と向かって言われたり、長男夫婦と次男夫婦での意見の相違があり、
土曜日出勤をして家族会議に4時間くらい付き合ったこともありました。
うまく受け入れてもらえる時もあれば、うまくいかないこともあり、
新しい案件が発生する度に「今度の人はどんな人だろう。上手く関係性を
築けるかな」と不安の方が勝っていることが多々ありました。
センター長に「サービスが上手くいっているか、合っていたのかが不安です」と相談すると…『大丈夫。介護サービスが入ってなくても、今まで生きてこれたんだから。気づいたときに良くしていけばいいよ。最初から正解なんて無いんだし』と言ってもらったことで、心がふわっと軽くなりました。センター長の『大丈夫』『まこちゃんなら大丈夫』には、どれだけ励まされたか分かりません😢
仕事を進める中で、ケアマネはサービスの調整をするだけでなく、
本人・家族がどうしたいかを引き出す相談支援が大事なんだ。
もっと学ばないと!!と思い、『社会福祉士』を目指すことにしました。
次回は、資格取得への道 社会福祉士編になります。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?