霧の中の孤独

画像1 朝散歩の途中。いつも通る踏切に近づくと警報音が鳴り始めた。貨物列車だといいな、と思いつつカメラを構える。すると左方面から貨物の頭が見えた。でも、よくみると後続の貨物はない。牽引車一台のみ。やった!この牽引車好き。この辺りは標高が高く、牽引車なしでは登りきらないので、貨物の後の後押しのため、もう一台牽引車がつくのだ。この牽引車は、貨物列車を送り届けたあと、ただ広島駅に帰るためだけに走っている。目立たないけど大切な仕事をしている。このたった一台で走行している姿を見るたびに、なんだか励まされるのだ。

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