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コロナ禍でフィットネスに対する意識がどう変わったのかを分析

パーソナルトレーニング ジム「STUDIO KOMPAS」が300人アンケートをした結果を共有いたします。

東京都渋谷区南平台町13-11 南平台WEST地下102
STUDIO KOMPAS(スタジオ コンパス)
https://kompas.tokyo/

2020年は世界各地で新型コロナウィルスが大流行し、日本も非常に大きな影響を受けました。
旅行業界や飲食業界が多大なる影響を受けたのは言うに及びませんが、それと同じぐらいフィットネス業界にも深刻な影響が出ています。
どのような変化があったのか、フィットネスクラブやパーソナルトレーニングジムに関するアンケートをもとに分析しました。
アンケートの項目は以下4項目です。
300名に実施


・現在フィットネスクラブなど運動施設に通っていますか?

・フィットネスクラブorパーソナルトレーニングジムどちらがコロナ対策にて安心を感じますか?

・これから運動を始めるならばどの形態を選びますか?

・パーソナルトレーニングジムに通うならばどの様なシステムの施設を選びますか?


4項目のアンケート結果を元にコロナ禍での運動習慣の変化及びフィットネスサービス提供施設の選択に関して分析していきます。

アンケート1 "現在フィットネスクラブに通っていますか?"

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300人の回答の内8割以上の251人が「いいえ もともと通っていない」と回答しています。
フィットネスブームと言われている昨今、もっと多くの人が通っているとみられましたが、フィットネス施設に「課金」経験のある割合は2割ということが見えてきました。
気になるのが「いいえ コロナ影響で退会した」の人数です。
24人もの人が、コロナがきっかけで退会しています。コロナ前から継続的に通っている人が20人いますから、通っていた人の半数以上が退会したことになります。フィットネスクラブは、コロナ感染拡大の初期段階でクラスター発生の場として大きなニュースになりました。このニュースが、フィットネスクラブ退会の決め手になってしまったのかもしれません。
続いて「はい コロナ禍で新たに通い始めた」と回答した人が5人いるのは、"STUDIO KOMPAS"をはじめとするフィットネスクラブにとって救いです。
緊急事態宣言後は誰もが自粛生活を余儀なくされましたが、その影響で運動不足になった人は少なくないです。
コロナ対策がしっかりされていることが前提ですが、運動不足解消のためにフィットネスクラブに通い始めた人がいると推測できます。
フィットネスクラブやパーソナルトレーニングジムは、利用者からコロナ対策を徹底してサービスを提供することが強く求められているとわかります。
また「いいえ コロナ影響で退会した」のフィットネス施設に課金経験のある層の獲得が今後のフィットネスサービス提供施設の運営を左右すると言えます。


渋谷のパーソナルトレーニング ジムSTUDIO KOMPASの状況は?


パーソナルトレーニングジム「STUDIO KOMPAS」ではコロナがきっかけでサービスを中止された方は全体の1割ほどです。
アンケート結果では「コロナ前から通っている」20名
「コロナの影響で退会した」24名 合計44名がコロナ前の状況です。
アンケート結果ではコロナの影響で24/44 約5割がサービスを中止しています。
割合から見ても弊社のサービス中止の割合は低かったことがわかります。

アンケート2"フィットネスクラブorパーソナルトレーニングジムどちらがコロナ対策にて安心を感じますか?" 

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回答の半数以上を占めるのが「どちらも変わらない」という意見です。
フィットネスクラブとパーソナルジムを客観的に比較して導き出された回答というよりも、そもそもどういう違いがあるのかあまり理解していない人の漠然としたイメージによる意見だと推測できます。
つまり「どのジムもだいたい同じ」だと認識されているということです。
最初のアンケート結果からもわかるように、フィットネスクラブやパーソナルジムに通ってない人のほうが圧倒的に多いです。
ですからフィットネスクラブとパーソナルジムのサービスの違いを理解していなくても、それはしかたありませんよね。その場合コロナ対策への安心感は、それほど変わりないとわかります。
ただそれ以外の回答をした人は、断然パーソナルジムのほうに安心を感じているとわかります。回答にこれだけはっきりとした差が出ているので、たまたまアンケート結果が偏ったとは考えにくいです。
不特定多数の人が大勢利用するフィットネスクラブに対し、パーソナルジムはトレーナーと利用者が個別にトレーニングを行います。
多くの人とは接触しない空間でのトレーニングなので、コロナ対策に安心感を覚えるのは納得です。
フィットネスクラブと比べて料金が上がるパーソナルジムですが、その分コロナの感染リスクが低下するならパーソナルジムを選ぶ人も今後は考えられます。 


渋谷のパーソナルトレーニング ジムSTUDIO KOMPASのコロナ感染予防の取り組み


パーソナルトレーニング ジム「STUDIO KOMPAS」では感染予防の取り組みで

・トレーナーのマスク着用の徹底
・お客様同士の接触ゼロ
・お客様入れ替わりのタイミングで換気・消毒

で対策をしています。

感染予防の対策に対しての情報収集を随時行い、適切な対応ができる様に随時アップデート時ていくことが店舗として大切だと考えています。


アンケート3"これから運動を始めるならばどの形態を選びますか?" 

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コロナ禍の影響だとすぐにわかるのは、実に37%ものシェアを占めているオンライントレーニングです。
フィットネスクラブやパーソナルジムが新しくオンライントレーニングを始めた話題はよく耳にします。
オンライントレーニングも視野に入れてサービスを提供していくことが、フィットネスクラブやパーソナルジムのニューノーマルになっていくと推測できますね。
フィットネスクラブやパーソナルジムは、オンライントレーニングをサービスに組み込むことでシェアの獲得になると考えられます。
フィットネスクラブも、24時間制と総合型をあわせると38%シェアがあります。
それに対してパーソナルトレーニングジムは、11%しかありません。コロナ対策への安心感においてフィットネスクラブを圧倒したパーソナルトレーニングジムですが、実際の利用意向はフィットネスクラブに軍配が上がりました。
コロナ対策への安心感が強いパーソナルトレーニングジムですが、やはり料金がネックになっていると考えられます。
それなら感染対策をしっかり行っていて料金の手頃なフィットネスクラブを選ぶのが、現実的な判断なのかもしれません。
コロナ禍で収入減を余儀なくされた人は多いですし、コロナ禍でも手頃な料金のフィットネスクラブ人気はまだまだ根強いとわかるアンケート結果です。


渋谷のパーソナルトレーニング ジムSTUDIO KOMPASの提供サービスへの考え


「STUDIO KOMPAS」は11%に分類されるパーソナルトレーニング ジムです。
11%のシェアを狙いに行くのはもちろんですが、オンライントレーニングや24時間ジムのシェアも狙っていく必要があると考えています。

アンケート4"パーソナルトレーニングジムに通うならばどの様なシステムの施設を選びますか?" 

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今回の結果で定額制や都度払いが人気だとわかります。
定額制と比べて都度払いがわずかに上回りましたが、都度払いならではの利用しやすさに魅力を感じている人が多いと考えることができます。

多くのフィットネス関連施設は4~6月に大打撃を受けましたが、そのご軌道修正しやすい形態は短期集中型よりも「継続」や「通いやすさ」を重視している施設であると考えられます。

この結果から定額制である複合型フィットネスクラブや24時間ジムも「継続」や「通いやすさ」の観点から、7月以降集客しやすいサービス形態なのではないかと考えることができます。


渋谷のパーソナルトレーニング ジムSTUDIO KOMPASの都度払いシステム


パーソナルトレーニング ジム「STUDIO KOMPAS」では開業時から都度払いシステムを採用しています。
都度払いシステムのメリットは顧客側に多くあり「通いやすさ」が一番だと考えています。
店舗側も集客のし易さがメリットでもありますが、反面「離客も起こりやすい」というのが都度払いシステムです。

継続率を上げていくにはトレーナーの能力に依存する面が多いです。

アンケート結果からも読み取れる様に、「通いやすさ」「継続のしやすさ」が今後のポイントになってくると考えます。

STUDIO KOMPAS(スタジオ コンパス)
東京都渋谷区南平台町13-11 南平台WEST地下102

https://kompas.tokyo/


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