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『ファンが増える!文章術』山口拓朗 著

文章の専門家、山口拓朗氏の最新刊。

ライティングスキルを学ぶため、この方の著書は何冊か読んでいますが、今回は文章術というより、SNS発信に特化した、アウトプット術についての方法がメインに書かれています。

この本は、

SNSで発信してみたいけど、迷っている人
SNSで発信しているけれど、イマイチうまくいかないと悩んでいる人

に大いに役立つと同時に、今までSNS発信に興味のなかった人にも「刺さる」内容だと思います。

私自身、SNSはビジネスの宣伝や、特別なスキルを持った人が発信するもので、自分のような「普通の人間」が日常のことや自分の意見を発信したところで、誰も興味を持たないから読まれない。ただの自己満足だ、と思っていました。

でも、「らしさ」は私たち1人1人にあって、その「らしさ」というフィルターを通して発信されるからこそ、魅力のある文章になり、ファンもついてくる、ということがこの本を読んでの新たな気づきとなりました。

さらに、自分の弱みや失敗談なども心を開いて発信することで、読んだ人の心を開き、仲間が集まり、信頼関係も深めやすくなる、ということも、目から鱗でした。

後半は、では実際どのようにして「らしさ」で輝く文章を書いていくかという、ノウハウも紹介してくれています。

SNSで、「何を書いたらいいかわからない」「反応があまりなくてつまらない」と、悩む方には、方向転換の良いきっかけになるかもしれません。


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