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風邪もひいてはならんのです。かねぇ。
いきなり暑くなってしまい、なんだか体もだるくなりがちですが、体調はそれほど悪くないので助かります。ですが、こういう状況下だと風邪もひけないという気持ちが常にどこかに張り付いていて、心持ちとしては疲れています。あー、ちょっと風邪かもなー、寝てれば治るかなー、と気軽に思えないというか。風邪って、ちょっとやばいんじゃない? 店を閉めさせてしまうんじゃない? と、ほんの少しの違和感にすら、青ざめてしまいます。
たぶん、かなりの人が似たような心境で毎日を暮らしているのではないかと想像します。特に都市部で毎日通勤電車に乗らなければいけない大多数の人々は、隣でコホンと咳をされただけで、慄いてしまう。というか、私はちょっとビビります。それだけでどうということは無いと思いつつ、去年よりもさらに過敏になっているようです。やはり変異というのが恐ろしいのと、どこに解決策があるのか、先はどうなっていくのかわからないというのが大きいです。げっそりです。
こんな中、医療関係の方々、介護福祉関係の方々、生活に欠かせないお仕事のさまざまな方々にはほんとうに頭が下がります。そして私の仕事は本を売る仕事で、それは不要不急かもしれない、と思わなくもないです。
だがしかし、やはり私の生活には本は欠かせないもので、本があることで、誰かの大事なものを大事にできているのではないかと思いもします。このげっそりとした日々の中に、なにか先を見ることの力になれるのではないかと、本屋はいつも開いているといいなと思います。
あとどれだけ続くのかなぁと思いつつ、今日も本を読んでいます。
今日読んだ本 『少女の鏡』佐藤さくら・著 創元推理文庫