断想:由々しい
由々しい。
言葉が乱れている。
あぁいや、「ら」抜き言葉とかね、近頃の若いヤツはとかそういうんじゃないんですよ。老若男女問わずこれは起こっていることで。
それから、言葉は常に変化していくもの、マナー講師の思うままにさせるなよってのも前提としてあるのですが…。
「戦争」
「難民」
「ご愁傷様です」
その言葉たち、そんなに軽々しく使うなよって。
あらためて用法とともに列挙すると…
「池袋ラーメン戦争」
「新橋ランチ難民」
「上司から呼び出しくらってご愁傷様です」
ご愁傷様ですの用法に対する苦言は前にも書いたかも知れませんね。本来の意味を各自再確認して浸透させないと、お通夜やお葬式で言えなくなっちゃうよ。代用としてお悔やみ申し上げますがかろうじて横道にそれてないのでまだ良いのですが。
他にもまだたくさんあると思います。
とにかく、人の生き死にに関わるようなことをくだらねえ事象に重ね合わせるんじゃないよと言いたいわけです。
かくいうてめえがしょうもない作文でSFぶって〇〇戦争とかゆってんのはいいのかよって話ですが、それはもうSFぶってるわけじゃなくてれっきとしたSFですからいいんです。ね!
各種媒体もさ、スチュワーデスって言っちゃいけないのに、ランチ難民は良いんだね。基準がわかりませんね(あぁもちろんその辺の大人の事情が察せないほどガキじゃないですよ)。
以前この断想記事で横文字について触れたときのタイトル「栗鼠殺してんじゃねぇよ」。
このタイトル綴るだけでも少し抵抗がありましたからね。なんだろうな。
多分に主観が混ざっているし、わたくしも一貫性のないことをしている自覚もあります。ただ気を付けていきたいなっていうお話でした。
みなさんがどうお考えになるかお寄せいただけたら。
またね。