Backlog World 2024 を終えて、コミュニティマネージャーとしての心境
Backlog World 2024 無事に終えました!(2週間前の話)
2024年12月14日(土)、パシフィコ横浜にてBacklogユーザーコミュニティ「JBUG」の全国各地のメンバーが有志で運営する「Backlog World 2024」が開催されました。今年も全国から多くの方々にご参加いただき、オフラインコミュニティの力を改めて実感するイベントとなりました。
どうも、ヌーラボのビジネスグロース部でコミュニティを担当している藤本(マコリーヌ)です。Backlogユーザーコミュニティ「JBUG」のコミュニティマネージャーとして、運営チームや参加者の皆さんと共に過ごした1日は、私にとって忘れることのない経験となりました。
「コミュニティマネージャーとしてこれ以上の幸せなことはない」
この言葉に尽きるほど、今回のBacklog Worldにはたくさんの学びや感動がありました。
本ブログでは、Backlog World 2024を通して私が感じた思いを振り返っていきます。
Backlog World 2024の始まり
Backlog Worldは、約半年前から準備が始まりました。
今年は、実行委員長がなかなか決まらないまま時間が過ぎ、気づけば2024年3月末に。そんな中、大分県で初開催となる「JBUG大分キックオフイベント」が開催されました。このイベントの登壇者が、後に実行委員長となる@seike460 さんです。
登壇内容は、あるカンファレンスでBacklogを運営に活用したお話でした。単なる活用事例ではなく、心に響く熱い想いが感じられる登壇であったことが印象的です。
その後の懇親会で、JBUG大分主催者の平野さんに「実行委員長がまだ決まらない」と相談すると、「清家さんがいいんじゃない?」と提案をいただき、その場で清家さんに話しかけました。
(平野さんとの出会いは昨年のBacklog World。このご縁に感謝です!)
後日、正式にオファーし、その1週間後、清家さんが実行委員長を引き受けてくださることに。
チームワークマネジメントを感じた運営チーム
4月には、昨年の実行委員長である @in0ue さんを含む4名でキックオフミーティングを実施。運営チームを結成するためのミーティングを重ね、有志で集まった10名のBacklogユーザーによる運営チームが発足しました。
「このチームで運営できて良かった」と心から思える最高のチームでした。
2トラックのタイムテーブル、約 280名の来場者。いま振り返ると、10名という人数で準備を進めるのは決して十分な体制ではなかったかもしれません。
有志で集まったメンバーは、それぞれ異なる所属から集まり、距離や時間的制約がある中で準備を進めてきました。
それでも、「Backlog Worldを成功させる」という目標に向かって、一人ひとりが自分の役割を理解し、個々がリーダーシップを発揮した素晴らしいチームだったと思います。まさに、チームワークマネジメントを肌で感じ、チームで働く楽しさを実感しました。
各メンバーの紹介については、 @in0ue さんのブログに詳しくまとめられていますので、ぜひご覧ください!
全員で創り上げた特別な1日
迎えたイベント当日。全国各地からの参加者が続々と来場し、会場は午前中から活気に溢れていました。参加者がセッションに耳を傾け、真剣に向き合う姿がとても印象的でした。
そして何より、運営チームが楽しんでいる姿を見たとき、本当に安心しました。7月からほぼ毎週行われた定例ミーティングでは、時には夜遅くまで意見を出し合い、話し合うことも。当日は、大きなトラブルなくイベントを成功させたことに、心から良かったと感じています。
このようなカンファレンスでは、参加者を楽しませることはもちろん大切ですが、運営側が楽しむことはもっと大事であると考えます。
「Backlog World 2024」は、運営チームだけでなく、スポンサーの皆さま、登壇者、参加者、そしてヌーラバーの全員が一体となって創り上げたイベントでした。そこには、ただのカンファレンス以上の「繋がり」や「共感」が広がっていました。
会場のあちこちで、新しい出会いや再会、学びや気づきが生まれ、そんな温かな空気が、終始会場を包んでいた1日でした。
コミュニティマネージャーとしての想い
Backlog World 2024を終えた今、達成感とともに少し寂しさも感じています。
ちょうど一年前、コミュニティマーケティングマネージャーにキャンリアチェンジした際に書いたブログで、以下のように述べています。
今回のBacklog Worldは、その目標に近い形を実現できたのではないかと思います。
Backlog Worldに来場された方々が、「プロジェクトマネジメント」や「Backlog」といった共感軸を通じて新しい学びを得たり、同じ悩みを抱えるユーザー同士が繋がり、外のモノサシに触れることで、他者の知見から新たな価値が生まれる、そんな1日になったと感じています。
また、今回のイベントを通して嬉しかったことの一つに、ヌーラバー(ヌーラボ社員)からの支えがあります。コミュニティマーケティングは、社内の期待値を調整したり理解を得たりすることが難しいと感じるコミュニティマネージャーも少なくないはず。
しかし、Backlog World開催にあたっては50名を超えるヌーラバーが当日の運営サポートをしていただけました。事前説明が十分でない中でも、各自が臨機応変に対応してくれたことに、心から感謝しています。素晴らしいチームワークを見ることができ、改めてヌーラボの一員であることを誇りを感じました。
イベント後も、Backlogの開発メンバーやカスタマーサポートメンバーなど、部署を超えた方々から「良いイベントだった」「参加して良かった」などと称賛の言葉をいただき、コミュニティを通じて社内の方々と関わることができ、ユーザーさんと繋ぐ機会を作れたことに、コミュニティマネージャーとして、こんなに幸せな環境はないなと改めて感じました。
さいごに
Backlog World 2024は、多くの方々の支えと情熱によって成功を収めることができました。運営チーム、登壇者、スポンサー、参加者、そしてサポートしてくれたヌーラバーの皆さんに、心から感謝いたします。
今回のイベントを通じて、多くの新しい出会いや学び、つながりが生まれました。コミュニティマネージャーとして、これほど幸せなことはありません。
これからも地域ごとのJBUGをさらに盛り上げ、全国のBacklogユーザーがつながる機会を増やしていきたいと考えています。
そして、来年のBacklog Worldがさらに素晴らしいイベントとなるよう、準備を進めていきます。このブログを読んでくださった皆さん、次回のBacklog Worldでまたお会いしましょう!