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白河の関と妖と割れた殺生石 〜フクシマのヒ・ミ・ツ💗〜

秘密って艶かしいですよね。

何やら秘密が潜んでいるのでは?ミステリアスでちょっと危険な香り‥匂い
くんくんくんくん‥。

♪どこからか漂う 美味しそな匂い 逃れらんないの一旦嗅いだ最後よ くらくらくら蹌踉ちゃう 拐かす匂う 秘密という名で評判のフレーバーよ♪

『白河の関越え』という言葉を今年の甲子園で耳にされた方多かったのではないでしょうか。何それ?と思う方もいらっしゃたかと思います。

今年、東北の高校では歴代最多出場校だった仙台育英高校がついについに
第104回夏の甲子園にて念願の『白河の関越え』を果たした!ということで話題になりました。
東北に縁のある人なら東北高校や花巻東のような優勝争いをする高校が出てくるたび通年のように聞いて『またしても白河の関越えならず』はお馴染みのWordですよね。
100回越えても優勝旗が東北にこないならもう、東北にはもう来ないのはお決まりだと半ば諦めていたのかもしれません。

このWordに似ているWordといえば『白河以北一山百文』という、明治時代ごろの中央政権からの白河を境とした東北地方を軽視した差別用語があります。

そこにある目にみえない境界線の秘密♡について
椎名林檎さんの『公然の秘密』を添えながら嗅いて書いていこうかとおもいます。
この話題については今年中にかいておきたかっただけなのですが。

『白河の関越え』‥「白河」という関東からの線引き

白河とは、福島県の南端で栃木県那須との境目にあります。古代より「みちのく(東北)の玄関口」として関所が設けられていました。
関東と東北の境界は数百年数千年変わってないといことでもあります。

更に戊辰戦争をへて明治時代になると、中央政権から賊軍として冷遇された敗者の会津藩を中心として収められていた地域でもあるため『白河以北一山百文』つまり東北地方は「一山百文」程度の値打ちがない。価値がないと政府からの冷遇された歴史があると作家司馬遼太郎氏もおっしゃっています。
それにより人々の見えない壁がより分厚くなってしまったような風合いをみせます。

甲子園でも『白河の関越え』のチャンスは近年幾度かあれど、なかなか実現には至りませんでした。
東北の高校出身の有名選手は大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、菊池雄星選手などなど甲子園を大変沸かせましたが
『白河の関越え』はできないジンクスは覆らなかったのです。

もしかしてだけど、もしかしてだけど
何かの呪いとかじゃねーか?
との噂もあったり、なかったり?

だ・か・らこそ、どうして今年に限ってそのジンクスが何故に破られたのか?!

フーム‥においますね
♪秘すれば花ね 本当噂通りで堪んない 自分を誑し込んだ本体突き止めたい♪

殺生石や日光東照宮

実は、2022年3月
とあるニュースが界隈を賑わせていました。

「殺生石が割れた!!!」

界隈では〝不吉?〟〝吉兆?〟などと噂されていました。

殺生石(せっしょうせき)とは、栃木県那須町の那須湯本温泉付近に存在する溶岩である。付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名がある。一帯は「殺生石園地」と呼ばれ、観光客が訪れる名所となっている。ただしガスの噴出量が多い時は立ち入りが規制される

Wikipedia参照

この殺生石には玉藻前(たまものまえ)という女性に化けた妖狐の伝説があります。
古典芸能である能の演目にもあります。
昔玉藻前という宮廷女官がおり、才色兼備な彼女は鳥羽上皇の寵妃となりますが、日に日に上皇が体調を崩すようになります。顔は青白くなり目は虚ろ、行動も不審になっていき家臣たちは陰陽師を依頼します。陰陽師の安倍泰成は妖狐が玉藻前になりすましていることを突き止めます。
安倍泰成は妖狐はこれまで「天竺では班足王の后となり、中国では殷の紂王の后妲己と名乗り、周の幽王の后、褒姒と名乗り、ことごとく王を拐かし国を滅ぼしてきた九尾の狐である」と明かします。安倍が真言を唱えると玉藻前の変身が解かれ九尾の狐が姿を表しました。狐は苦しそうに悶え宮中を脱走し行方をくらまします。いよいよ那須野で九尾の狐を発見した討伐軍を妖術ににより苦戦を強いられますが、弓の名手上総介広常、三浦介義純が矢を放ちましたが、すると九尾の狐は姿を石に変え近づく生き物の命を奪うようになりました。その後、玄翁和尚の霊力で力を弱めることに成功し、石を破壊しカケラは各地に飛散しましたが、一部が今ものこり、近づく鳥獣などの命を奪い続けているという伝説のお話があります。

左:玉藻前と右:殺生石を背にするきゅーびー(那須町のゆるキャラ:九尾の狐がモデル)

またパワースポットとして有名な日光東照宮もまた、東北(福島県)との境を背に関東平野を守るように建っています。まるで背後にあるみえざる何かから関東(江戸)を守るように‥。
日光東照宮は江戸城(現在の皇居)の真北にあり、の守りを固める重要な位置にあります。
風水陰陽道のさまざまな手法を使って運気の良い場所・大地のエネルギーがみなぎる場所に作り上げられたパワースポットとなっています。
かの徳川家康が祀られていますね。

少し不思議に感じませんか、じゃあ背後には何があるというの?北をどうして厳重に守るのですか?

〝何を〟みざる🙈いわざる🙊きかざる🙉だったかしら?
非術師(第六感がない人)を猿🐒て呼ぶのは夏油様よ私じゃないわ💦

関東と東北の境は確かに古代火山地帯でした。確かに人間が作物を育て暮らすには適さない地域であり、ガスで命を落とす可能性もある危険な地域です。
その名残として温泉地であったり、鉱物が沢山とれる鉱山も広く分布しています。

♪ほらご覧隠したってみえみえ…嘘を 乗せたトップノート あゝ近いようね 初々しいバニラ そう甘かでしょ♪

さて匂うのは硫黄のかおりそれとも‥

また白河より東側の茨城県と福島県(いわき市)との境には「勿来」(ナコソ)という地名があります。その名の通り「来ること勿れ」つまり来るべきではないという意味です。
またも、県境はハードルが高い境ことを意味するようです。
不思議ですよね。昔の人は何を恐れたのでしょう。

人が暮らせぬ土地からエネルギー資源を生む土地へ

勿来の周辺は古代は火山地帯でした。そのためこの周辺には〇〇が豊富で日本有数の石炭が取れるエリアでもありました。磐城国。戊辰戦争後から廃藩置県まで「白河」「勿来」現在の福島県の沿岸地域は磐城国と呼ばれていました。
明治の文明開花より、一気に工業化の流れが到来しました。工業化にはエネルギー資源が必要になります。更に物資を運ぶのは機関車なのでその動力として必須となるのが石炭です。
常磐炭田は本州最大の炭田です。現在の福島県いわき市や茨城県北茨城市には明治から昭和にかけていくつもの炭鉱が開かれ盛んに石炭の採掘がおこなをれました。
元々は火山の影響により農作物を作り営みの糧とするには厳しい土地が工業化近代化を支える町へと変化していくのです。いわき市を中心とした常磐炭田は最盛期には年間400万トンの産出をほこり「本州最大の炭田」となり戦後の復興を支える役目を果たしました。
昭和初期までは主なエネギー資源は石炭で日本国内の有名な炭鉱は北海道や九州がメインなのですがハワイアンズの母体となった常磐炭鉱の坑夫たちは、自分達が一番東京のエネルギー資源を支えているとプライドをもって仕事に従事していました。
しかしながら、昭和30年(1955)以降は石炭から石油へと資源エネルギーの転換により炭鉱産業は次第に衰退化しました。

フラガールで有名なハワイアンズは炭鉱のまちがあるいわきは磐城国が語源です。
下記の地図ご覧のとおり白河以北、勿来を境として北がこの地域です。

磐城国

東日本大震災で原発事故で有名になったのもこの地域なんです。
古代日本の中央政権から〝もはや異世界〟とみられていた地域がまさにここら辺なわけです。
また不思議な流れですが、エネルギー転換で石炭の需要が衰退したころ、昭和40年台からいわき市より少し北方の地域に福島原発が次々と建設されます。

更に首都機能移転問題が盛り上がりをみせたのもきっかけとなったのか更なる増設がすすむこととなり東京の電力を担う要所となっていったのです。本来老朽化に伴う建て替えが必要だったのを後回しにして増設を優先していた点もあります。
皆さんどう思われますか。
白河の関、勿来、常磐炭田、福島原発、全てかつて磐城国なんですよね〜。100年以上東京ヘのエネルギー源を生産する地域と東京を首都とする関東平野の境目になんかみえないシールド的なものあるかもって
火山が多く鉱山があるということは磁場である可能性もあります。
磁力が強いのかもしれないしね。

♪騙し騙され未来はどうなっちゃうの 罰は受ける ハッピーエンドをお願い♪

目には見えない壁‥アチラの世界コチラの世界 異世界の境界線

このテーマについて今年中に投稿しようと思っていたのですが、偶々子供と一緒に「アナと雪の女王2」を見ていたら、

お、あらあら興味深い

物語「収穫祭の日」の異変から幕が上がります。
平和が戻ったアレンデールの国(エルサとアナの王国)は収穫祭の準備で盛り上がっていますが、魔法の力を持つ女王エルサは不思議な声に悩まされます。不安を抱えるなか国に不思議な現象、魔法の力が襲いかかります。エルサは不思議な声は「自分を呼んでいるのだ」と悟り旅に出ることになります。

さて、「収穫祭」「不思議な魔法の力」で連想されるのは何でしょうか?

そうですねハロウィーンです。
近年では商業的なお祭り騒ぎな印象ですが、元々はキリスト教が根付く前の古代ヨーロッパのケルトの土着文化が起源です。
古代ケルトは11月1日が新年なので、10月31日は大晦日のようなもので秋の収穫祭も踏まえ盛大にお祭りをするのですが、この日は死後の世界の扉が開き先祖の霊が戻ってくると信じられていたのです。

なぜ悪魔の仮装やメイクをするのかというと、先祖の霊と一緒に悪魔や魔女など悪霊のようなものも死後の世界からやってきて悪さをするため、私たちも仲間だから襲わないでね💓と身を守るため仮装をするようになったと言われています。
年が変わるという節目を境に異世界との扉が開き災いがあるかもしれないから気をつけるものと古代のケルト人は信じていたわけです。

話は戻りますが「アナと雪の女王2」のお話のなかで濃い霧の結界のようなものが出てきます。

コチラの世界とアチラのの世界を隔てる強力な壁ですね。

この霧の壁は「力」を持ったエルサしか破ることができません。
普通の人間であるクリストフが霧の壁に立ち入ろうとすると力のようなもので跳ね返されてしまいます。魔法で作られた雪だるまのオラフも勢いよく入ろうとしては跳ね飛ばされます。

アナと雪の女王2

紆余曲折あり最終的にこの壁・隔たりは解消されるのですが、時は収穫祭の夜から朝にかけての出来事であり、
ケルトの文化における大晦日から新年にかけて異世界の扉が開くというお話に近い感じがしました。
壁の向こうには自然や自然の精霊と共存する民族が暮らしていたりする設定も興味深かったです。

因みに『呪術廻戦』の死滅回遊もまた2018.10.31つまりハロウィンの日ですね。余談ですけど。

とどのつまり古代の祖先たちは関東と東北の間になんらかの感覚、目には見えない感覚において見えない壁のようなもの人の行く手を阻む不思議な感覚を感じていたのではないかと思います。事実かつて火山地帯だったということも大きいかと思います。
人ならざるものの領域と人がくらす領域の隔たりとみなしていたのかもしれません。
火山の噴火、ガスによって生物が育たぬ大地や地震などの自然災害はどうしたって人の力が及ばないもの。溶岩がゴロゴロ転がり人が暮らせそなさそうな火山の先にある土地、それは昔の人からすれば人の領域ではないところという恐れがあったのかもしれませんね。

私の父方の祖母は白河の関があったとされる土地のすぐそば旗宿(関所があったので宿場町でした)の出身です。私のDNAが白河の関にルーツです。
実際には白河の町は標高が高く水が綺麗で農作が盛んな自然豊かな町です。
甲子園の優勝旗が「白河の関越え」を果たしたことでもう全国放送で白河という言葉がでなくなってしまうんだなと思うと少しだけ切ない気もします。

この話題については今年中に書いておきたかったんです。
なんとなく年を跨がず今年のうちに。

人って第六感みたいなものありますよね。
予感直感、“あれ?”何か匂うぞ。と感じることあるんですよね。多分霊感とかではなく、自然の摂理が教えてくれる何か…。
よくわかないのですけど

♪頭まで微熱持ってめろめろ… ジゴロなまじそそらないで 存在さえもう罪深い チョコレート 芳しいのよ厭だ厭だ 見付かんないで誰にも…フェロモン 遍く振り撒いて皆を誘き寄せないで いつも見張り続けて独り占めしたい♪

おそらくですが人間は皆身体の少量ですが磁力・電力?をもっておりそれを循環させています。その磁力を利用し私たちはスマホを自在に操っています。磁力を持っているから大地の磁場を第六感が察知するのでは?
と思うんですがどうなんでしょうね?

あゝ。冬になると静電気バチバチで悩ましいです⚡️⚡️⚡️

いつか。一度でいいからブラタモリこのテーマでしてほしいな〜。

テーマ難しすぎた😅

全く異なる世界観の話題をオーケストラのように、異なる音を重ね合わせ一つの曲を構成するようなnoteの記事が書きたくて、ちょっと何が言いたいかわからないものを書いてしまいました。

秘密はミステリアス
ミステリアスはちょっと不気味
でもちょっとセクシーで艶かしい
甲子園100回以上重ねて東北勢が準決勝や決勝に勝ち進むと必ず聞かれた
「白河の関越えなるか」という言葉
それが偶々
殺生石が割れた年にすんなり?果たされたもんだから
なんとなくこれってもしかしてミステリー絡んでたらおもしろくないか?
という出来心を前代未聞トンチキ野郎な構成でかいてみたかった笑

ただワーママ、ワンオペ育児の年末、素人能なし私にはこれが今の限界、どうしても年内に投稿したかったのでここまでにします。
余裕が出来たらもう少し編集し内容をつめたいと思います😭
来年はもっと知識を深め面白おかしい。読みやすいけどヘンテコな記事を書きたいです。


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