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子育ての、具体的な方法をいくつか知っておくと心強いよねというお話。
昨日は月に1回のパセージフォローアップの日。
今回は我が家の話をたっぷり聞いてもらいました。
長女の、次女へのいたずらやちょっかいが最近増えてきたような気がしていて、その対応に悩んでおりました。
長女には「お姉ちゃんだからもっとしっかりしてほしい。」とか「余計なこと(次女を泣かす)とかしないでほしい。」などと思ってしまって、なかなか長女のいいところを見つけられずいました。
でも、今日のパセージフォローアップに参加して下さったみなさんから、長女のいいこところをたくさん見つけてもらいました。
◎やっていいことと悪いことの判断ができている。
◎(ちょっかいを出しているが)手加減はできている。
◎妹がママに泣きついてきたあとは、しぶしぶながら譲ってあげている。
◎ママが怒った後は、空気を明るくしようと面白いことをしてくれる。
今回は、階段を降りるときに先に降りていた妹の手を踏むというエピソードだったのですが、そのときにどう対応したらいいのか、2つのパターンが出てきました。
【Aパターン】
あえて見えないふりをして「ママ先に行くね~」などと言いながらその場を離れてみる。
これは、パセージテキスト4-Lの「2.不適切な行動に注目を与えない」に基づいた方法。
実際にこのパターンでロープレをしてみたら、母がいなくなったことで拍子抜けして手を踏むのをやめるかも!という気付きがありました。
「ママがいるから、安心していたずらできるのかも?」
「ママがいないと、自分で判断して自分でやめなきゃいけないしね。」という話もあり、なるほどー!!と思いました。
【Bパターン】
「手を踏んでるよ」と感情をのせずに淡々と状況を伝える。
手加減しているとはいえ、手を踏むという危害を加える行為に対して何も言わないのっていいんですか?と質問すると、「やめなさい!」とか「なんでそんなことするの!!!」という怒りをもって注目するのではなく、「長女ちゃん、妹ちゃんの手を踏んでるよ?」とただ状況を伝えてみるという方法もあるよねと教えてもらいました。
パセージでよく出るワード「負の注目」ですが、パセージテキストにはこう書いてあります。
<負の注目>とは、子どもの行動に対して親が、怒りや不安のようなマイナスの感情をもって関心を示すことです。(パセージテキスト3ーL)
なるほど。マイナスの感情をのせないことが大切なのか。
これも実際にロープレしてみると、「踏んでるよ」と言われたら「あ、うん、そうだね。」となってすっと足を戻したくなりました。w
子育ての場面って、「こんなときどうする?!」みたいなことがよくあります。
そんなときに、今回のようにAパターンBパターンといくつか方法を持っておけば、そのときに自分がやりやすい方法で対応できます。
私の場合、気持ちに余裕があるときは、感情をのせずに伝えるBパターンができるけど、ばたばた忙しい時間(特に夕方とか)だと負の感情が湧いてきてしまいそうなのでAパターンを採用すると思います。
こんな風に、具体的な方法を自分の中の「子育てHUCKファイル」にどんどん保存していけるとなんと心強いことか!
今度同じ場面に遭遇したら「よっしゃ!キターーーーー!」ってなるんだろうなぁ。w
そして、「適切な行動に正の注目」と「不適切な行動に注目しない」はセットなのだそう!
子どものいいところをたくさん見つけて、いいね!素敵だね!ありがとう!をたくさん伝えていこうと思います!!!