自己紹介②理念は人と地球の健康を作る

自分が独立した際にどんな思いでどんな野菜を作りたいか。

簡単にいうと「栄養価の高いおいしい野菜を作る」という事に尽きるのですが、何故そう思うようになったのかをここで書いて、次の投稿でどうやって実現していくかを書いていきます。

突然ですが僕は高校卒業前くらいに進路で悩み、過呼吸とコミュニケーション障害になりました。診断はされていませんが軽いパニック障害とうつ症状だったと思います。その事が自分を見つめなおす機会になり、ひとつ気づいた事がありました。それは「やりたい事をやってこなかったからこうなった」という事です。

それ以来僕の中では「自分のやりたい事をやる人生⇔うつ病」という公式ができあがりました。

この精神を病んだ経験からみんなが自分の心の高鳴る事、やりたい事をして生きる社会を実現したいと思うようになりました。そんな社会にはきっとうつ病は少なくなっていると思います。

初めはとにかく何かはじめないと、と焦っていたので食べ物を変えれば体が健康になり、体と共に心も健康になる。健康な心はやりたい事がわかるはず。と強引に考えて農業の世界に入りました。

しかし時間がたち冷静にものを考えられるようになってから食べ物が全てではない。むしろ教育や社会の在り方の方が影響は大きいなと今は感じています。

ですが食べ物が心に与える影響も、もちろんあり、心の病気と栄養を研究する精神栄養学という分野も最近はあるそうです。それに、やはり体が健康であれば心も晴れやかになりますし、病気になってしまってはそちらに気をとられてやりたい事に邁進する事は妨げられます。なので健康を増進する食べ物を作る事は「やりたい事をやる社会」に大きくつながると思っています。

それとは別に昔から自然や動物が好きでした。自然や動物には人を心身共に健康にする何かがあるように思っています。現実的な利益としても生態系の多様性の中から発見されたものは数えきれないでしょう(薬や商品や生物学の発見等)。なのでそんな多様性のある豊かな環境が地球を覆い続けることができるように、できる限り環境負荷を少なくする方法をとる事をいつも頭の片隅において、機会があれば多くの人とその思いと行動を共にして地球も健康にしたいと思っています。

なので農業をする上で今の理念、強い動機は

おいしく高栄養な野菜をつくり、食べてもらい、健康になってもらう事で、みんながやりたい事をする世界の基礎をつくる。自分自身も人と地球の健康をつくるというやりたい事をずんずん進んでいってそんな世界をつくる一助になる。

です。想いはここまででどう実現していくかは自己紹介③「高栄養の野菜は作れる」に書きますのでそちらもよろしくお願い致します。

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