そう、できないことはない。
いきなりですが、
「できることがないというのは”ない”」と思っています。
分かりづらくてすみませんw
つまり、人それぞれできることは必ずあるということです。
最近ボランティアで高校生と話す機会が増えたのですが、上記のことを強く感じました。
ある女子高生がこう言ったのです。
「私にはできることが少なくて、周りと比べてアピールできることがなくて困っています。」
よくよく話を聞いてみると、
小2から10年間毎日お風呂掃除をしているというのです。
すごくないですか!?毎日ですよ?しかも10年間。
この継続力は他にも引けを取らないくらいのものではないかと、僕は思いました。
※その時本人に率直にそれを伝えたら、とても驚いていました。
他人と比較してどうという話ではなく、この事実そのものがすごいし、その子の強みであり、できることだと思うんですよね。
これは僕も自身のことを棚に上げることはできませんが、意外と本人は気づきにくい。
それは、本人からすると当たり前だから。
一般的に「当たり前」という表現は、他者に向けて使われることが多いように思います。
「こんなの当然でしょう?」
「これはできて当たり前だ。」
こんな風に。
でもこれらの言葉の裏には、
「(他の人はできているのだから)こんなの当然でしょう?」
「(あなたができてないだけで)これはできて当たり前だ。」
このようなかっこ書きの部分が隠されているようにも思うんです。
言った本人が仮にそう思っていなかったとしても、だ。
他者と比較するな!というのは、今までしてしまっていた人からするとかなり難しいと思います。
でも世の中の当たり前に目を向けるのではなく、
「自分の中の当たり前」にちょっぴり目を向けてみる。
そうすることで、できる自分が見えてくるはず。
そう、「できることがないというのは”ない”」ですよ。ぜひお試しあれ!