「退屈」という魔物
#いまわたしにできること 「退屈について考えること」
「自粛疲れ」とは、不思議な言葉だ。なぜ何もしていないのに疲れるのだろう。しかも体力的にではなく「精神的に」疲れる。何もしていないのに、いや、何もしていない、何もできないからみんな疲れているのだと思う。
このような状況でも働きに出なければならない職種に就いている知人が、「働いている私達の方が疲れるに決まっているんだから、自粛疲れとか言わないでほしい。嫌味でしかない。」とぼやいた。彼女がそう思うのも無理はない。しかし、「退屈」ほどおそろしい魔物はいない。
今日は、「退屈」について。
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