日記
昨日はいっとき、闇の中にいた。
無差別殺人を犯した犯人について詳しく書かれた本(家族不適応殺)を読んでいたら、一気に転がり落ちた。
本当に危ない危ない💦
犯人の気持ちなど分かりたくもないのに、私も似たような心境だった事がある…と思うと、犯してもいない犯罪を犯してしまったような気持ちになってしまい、自分がとてつもなく悪人で残虐な奴に思えてならなくなってしまった。
周囲に理解させたい気持ちも、
親に気づいて欲しい気持ちも、
誰かにとにかく見て欲しい気持ちも、
わかってしまう。
そういう気持ちが、外側に向いた時、人は残虐になるんだと思った。
本には、自分を抑えて殺してきた“いい子”の犯行が増えている。とあった。
人はどこまでもありのままで生きたいのに、他者によって抑えざるをえない時、殺さざるをえない時、自分をぐにゃぐにゃに歪ませて他人に刃を向ける。そうした自分が正しいと、自分の人生を正当化していく。
自分を殺す、は、他者を殺すに結びつくのかと、ふと怖くなる。
一方では他人を殺し、一方では自分を殺して自殺に追いやる。
自分を正当化する者と、自分を間違った者とする者。
私は、後者だったけど、向かった刃の先が違うだけで、特に変わった心理はない。
どこまでも、自分の信じた認知で歩んでいるだけだ。
自ら囚われにいくこの癖は
馴染みのある場所に、元に戻りたいという事なのかもしれない。
自分を保っていてよかったと今日も1日安堵する。