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香るお料理〜年越しそば・おせち編〜

謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年中は栄誉ある表彰をいただき、ますます周りの方への感謝が深まるばかりの今日この頃。重箱を作り、近所の方々に振舞いました。

「香るおせち」なんてタイトルの投稿ですが、おせちってカレーのようにあまり香り重視ではないですよね。でも、それなりに工夫は凝らしてるんです。

たとえば敷物や器を、月桃の葉で作ったり。香り良し、殺菌作用あり。

そして「栗きんとんになれなかったスイートポテト」では、甘味の強い紅はるかをオーブンで1時間以上こんがり焼き、カラメルのような香ばしい香りを引き出すメイラード反応を駆使。仕上げにラム酒とココナッツオイルとバターを加えて練る。砂糖不使用なので、良いお酒のアテです。

そう、すべて「お酒のアテ」となるよう設計されているのです。黒豆も甘さ控えめで大豆の風味を引き出す。田作りも食べ続けると飽きやすいので、アーモンドスライスをローストして、メープルシロップとバターと和えることで香ばしく。

車海老もオーブンでローストして香ばしく。クワイも素揚げにして、サクッと香ばしく。

料理は私にとって趣味であり、現実逃避であり(実は年末年始で片付けねばならない雑務が山積みで、、、その分こんなにたくさんできてしまった)。やはり単純に楽しく、いろんな気づきがあります。たとえば、コンニャクは味は淡白ですが、アーシー・ウッディな香り。きっとクリームとも相性が良いのでは。

そしてお屠蘇。市販のお屠蘇の素を使いました。ラベルを見ると「ミカン皮、ケイヒ、サンショウ、ウイキョウ、クローブ、キキョウ、ハマボウフウ」。ハマボウフウって、いつも海に生えてるやつか。今度採ってこよう。

そして大晦日は八重山風の牛汁で年越しそば。

味付け前の汁をいただいたので、味付けはニンニクと白胡椒たっぷり、そして黒胡椒と八角でシンガポールのバクテー風に。でも八重山風に上に蓬を乗せました。蓬は今、新芽の季節で、苦味なく美味しい。道端にたくさん生えているので、こんど天ぷらもいいな。

今年はnote記事を充実させていく予定です。ご期待ください。

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