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インサイド・ヘッド2がオトナに教えてくれること(考察)~シンパイが暴走する現代人へ~



1.最近大切にしていること

駒崎弘樹氏の『ミドルエイジ男性こそ「インサイド・ヘッド」を見るべき理由』(note)をネタバレ前まで読んだところで、ミドルエイジ男性(おじ)のマインドとさほど変わらないであろうミドルエイジ女性(おば)の私も、早速「インサイド・ヘッド2」をみに、映画館に走った。

最近、とにかく「直感」と「感性」を大切にしている。

ミドルエイジにもなってくると、かなりのことが予定調和になってくる。
感情が揺さぶられる経験は、待っていてもなかなか来ない。
そういうわけで、コレはと思った場所にはすぐ行き、コノ人だと思ったら、すぐお誘いすることにしている(そんな時、怪しまれない「弁護士」はかなり便利である)。

この度もこの「直感」が発動された。

結果、駒崎おじ(失礼)のように号泣には至らなかったけれど、左目だけからは涙が出た。ホウケンの過去を聞いたカイネ@キングダムと同じである。先ほど検索したところによると、スピリチュアル的には、過去の痛みからの学びと成長のサインらしい!そうかもしれない。そうなの!?笑。

それはともかく、しみじみとした「納得感」があった。見てよかった。

2.「インサイド・ヘッド2」のあらすじ

さて、「インサイド・ヘッド2」である。

ディズニー×ピクサーの最新作。

「2024年洋画作品初の興行収入46億円を突破!世界興収2393億円で歴代8位に!」なっているらしい(https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2 より)。

私は前作の「インサイド・ヘッド」も見ている。しかし、正直ほとんど覚えていない(熱烈ファンの人ごめんなさい)。うん。もう本当に記憶ってすぐ消えます。さよなら~

いったん「インサイド・ヘッド」は忘れることにしよう。

忘れていても、「インサイド・ヘッド」を見ていなくても、「インサイド・ヘッド2」にはついてはいける。自白すると、一時、緑と緑青の2人(感情)が誰か分からなくなったけど、多分大体はいけていた。

「2」のあらすじは、こんな感じ。

主人公ライリーは高校入学間近の女の子。

自分のことを「私はいい人!」と思っている(日本語吹替えは「いい人」だったけれど、「いい子」とか「できる子」とかの方が日本人的にはなじみがある表現だったような気はする)。

アイスホッケーの選手で、真面目ながんばりやさんである。

両親に愛情たっぷり育てられている。

しかし、そんな彼女も思春期に入る。

そして、高校でも一緒にホッケーを続けられると思っていた親友二人が別の高校に行くと知る。

*ここから先は、ネタバレと私の生煮えの考察を書いているので、有料記事にしました。映画が見終わって、誰かと気持ちをシェアしたい人、映画は見ないことに決めたけど、生煮えの考察に興味がある人、どうぞ^^

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