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新しいアパレルブランドの立ち上げ準備中。クリエイターのためのプラットフォームを目指して。

こんにちは。フリーランスで映像制作を行なっております、まきおです。
去年からアパレルブランドを立ち上げたいという話を度々してきたのですが、ようやく方向性が定まりました。

ブランドというよりプロジェクトのイメージです。

プロジェクト概要

プロジェクト OKURA(仮)
「カメラマンやデザイナーのお蔵入りしている作品を使用し、グラフィックプリントを施したアパレルを作る」
・多種多様なグラフィックのアイテムは、さながら「古着屋でディグる」感覚で、自分の完成に刺さるアイテムを見つけることができる
・アイテムが売れたら利益の一部をクリエイターに還元する

▪️プロジェクトのミッション
・アートと商業の間のクリエイティブなビジネスを作る
・クリエイターの持続可能な活動を支援する
・クリエイティブな活動を身近に感じ、日常生活に取り入れられる
▪️プロジェクトの目標
・古着屋でDigるように、プロダクトを探せる場を作る
・一期一会の出会い、「これだ!」というプロダクトとの出会いを提供する
・次来たらまた出会いがあるのではないか?という期待を作る

プロジェクトを始めようと思った理由

一番最初のきっかけは、
「やっぱり手に取れるフィジカルなものっていいよな」
と思ったこと。
自分の主な仕事は動画屋さんなので、写真という印刷して実物にできるものが魅力的に感じていました。

でも、写真は印刷できるのに、最近はほとんどデジタルで完結している。
印刷する機会が減っているとか、そういう仕事が少ないとか色々な理由があるとは思いますが、一番はやはり
「印刷して売る」
という商売が、なかなかビジネスとして成り立たないからかな、と思います。

クリエイティブな活動は商業とアート的なものに分かれています。
自分のビジネスははもっぱら商業。
例えば企業のPVを作ったり、YouTubeを運営したり。
一方で、アート的な活動だと写真家や映像作家、イラストレーターやミュージシャンなど、自分の作品を発表していく。
どちらが高尚というわけではなく、どちらも大切な活動だと思います。

一方で、前者はやはり収益につながりやすく、後者は難しいという現状があります。
自分も長年ミュージシャンとして活動してきましたが、音楽で生計を立てるのは難しい状況でした。
自分のMVを作るために映像を始めるとそこに商業としての需要があり、仕事としての依頼をいただけるようになりました。

ちなみに僕のバンドのボーカルは、作曲家して活動しています。
彼もCMの曲を書くなど、商業としての作曲で仕事をしています。
「自分の曲を書く」という活動はアート的だと思いますが、実際に仕事として回っているのは商業のクリエイティブです。
彼も僕も、曲を作ったり映像を作ること自体が楽しいので、それに不満があるというわけではないですが。

彼みたいな感じで、商業で生活の糧を稼ぎつつ、自己表現を行なっている方は多いと思います。
自分も写真を撮って発表したり、自主制作で映像を作ったりしています。

作品的な価値はある、でも商品的な価値を訴求しずらい。
有名な作家さんであれば「その人の作品を手元に置いておく」ということに価値を感じて値段がつきますが、知らない作家さんの写真集やグラフィックを買おうという方はなかなかいないと思います。

であれば、
「服」という実用性のあるものにアートワークを落とし込んで、作品を付加価値として販売できたら面白いのではないか?と思ったんです。
グラフィックを落とし込んだ服はとても魅力的で人気があります。
「プロの作品をグラフィックに採用したTシャツが集まる場所」
というのは、人と違うものを求めて古着屋を巡るような方々に刺さるんじゃないかと思っています。

売れれば売れるほど、クリエイターの新しい収益となり、還元され、持続可能な創作活動の糧になる。

最初は周りのクリエイターにお願いをしつつ、人気が出てきたらいろんなクリエイターの方を巻き込んでいけたらと考えています。

SUZURIとの差別化は、ブランディング

こんな話をすると、一番に頭に浮かぶのはSUZURIなどのオリジナルグッツ制作サービスですよね。

デザインをWeb入稿すればそれだけでオリジナルグッツが作成販売できるサービス。
実際に活用されているクリエイターさんも多いと思います。
実はこのプロジェクトを思いついた当初はプラットフォーム自体はSuzuriでもいいかと考えていました。
ボディやタグでオリジナル性を出したかったのでやめましたが笑

一方で、Suzuriで出品したからといってそれだけでは売れません。
知名度のある方、フォロワーのいる方はSuzuriは有効です。
「この方のグッズがあるなら買おう」
と思ってもらえるから。

一方でSuzuri自体にブランドはないので、
「Suzuriを見に行ったらいいアイテムが見つかるかも!」
という発想の方は、あまりいないですよね。
ここが大きな違いになると思っています。

プロの、素晴らしいグラフィックを集めて、
「このプロジェクトを除けば自分にぴったりのグラフィックTが見つかるかもしれない」
そう思ってもらえるようなブランディングができれば、Suzuriのようなサービスとは明確な差を作っていけると思います。

そもそも発想自体はSuzuriとは全く逆方向の考えなのです。

仲間募集中です

僕はアパレルの経験はありません。
なので今は必死で手探りでやっている状態です。
アドバイスやご協力いただける方、ガンガン募集しています。

今すごくワクワクしています。
ワクワク詐欺にならないように、しっかり形にしていきますので、楽しみにしていてくださいね。

まずは名前、決めないとなぁ〜

鳥越万紀雄(とりごえまきお)
フリーランスのビデオグラファー(映像制作)&ドラマーとして活動。映像は自身のMVを制作するところから足を踏み入れ、会社紹介動画やWebCMなど幅広く制作を行う。YouTubeにて映像に関する知識も発信中。
ロックバンド「shannons」のドラマー。きのこが好き。
映像制作のご相談はお気軽にメールか各種SNSのDMまでお願いします。
HP:https://kinopro.info
メール:makio.drums@gmail.com
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCz4BJ6il6Uel24FTtVk9aQ
Twitter:https://twitter.com/makio_drums
Instagram:https://www.instagram.com/makio.toritori/

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