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平気で寄せ箸をしたり、汚らしく食べ残したり、そんな子たちに、ビジネスマナーを教えたり、その意味を説いても無意味だな、って思っちゃいます。言語道断、問答無用、ダメなものはダメ。そういう「教え」は親にしかできないです。
テーブルに肘をつくな、
寄せ箸はするな、
そんな当たり前のことなのでは。
僕ははそう思ってます。
子供の頃に散々いわれてきたから。
肘をついたり、手をテーブルの下にしてごはんを食べたりしていたら、母の鉄拳ならぬ布団叩きがお尻に飛んできました。
僕の母は、僕や妹が悪いことをしたり、いうことを守らなかったり、約束を破ったりすると、布団叩きでお尻を叩く人でした。
幼馴染にも、マキノの母ちゃんは怖かったよなぁ、って今でも言われます。
子供の頃によくお泊まりで遊びにきていた僕よりひとつ上の従兄弟は、母が亡くなったときに火葬場で、
初江さん(母です)は怖かったよね、
でも初江さんが自分のお母さんだったらよかったのにと思ってたりもしたんだよ、
と話してくれました。
初江さんの躾は厳しかったと思います。
当時にしても。
お尻を思いっきり布団叩きで叩くので、ときには腫れたりもしました。
今ならきっと完全にアウト、母は警察に連れていかれ、子供は児童相談所預けになっちゃうんじゃないかな。
実際に、数年前に、知り合いが、お子さんを強く叱ったら、そのお子さんが近くの交番にいき、お母さんに叩かれたと言ったので、警察沙汰、児相扱いになったことがありました。
叱られた元はともかく、叩かれたことで子供なりに理不尽を感じたのだとは思いますが。
でもね、躾ってときに理不尽なもののような気がします。
いちいち、なぜダメなのか、なぜそうすべきなのかを説明なんてしていられない、説明なんてできないことすらある。
ごはんつぶは一粒も残しゃいけないよ。
祖母の口癖でした。
お米はお百姓さんが汗水垂らして一生懸命育てている。一粒でも無駄にしちゃだめ。
理に適った(と子供の頃の僕は思いました)教えでした。
お米を大切にしなくてはいけないのはもちろんのこと、、、
人さまが一生懸命つくったもの、ひと様が一生懸命に成したことを無駄にしてはいけない、
そういう教えなんだと大人になってわかりました。
祖母はそこまで考えてはいなかった気がしますが、ごはんつぶ大切にすることで、他のもの,他のことも少なからず大切にする人間になれた気がします。
言葉の力ってそういうものじゃないかな。
平気で寄せ箸をしたり、汚らしく食べ残したり、食事のマナーができていない、そんなことすら教えてもらえていない子がけっこういます。
そんなことすら教えてない親に限ってモンペだったりしそうです。
そんな子たちに、ビジネスマナーを教えたり、その意味を説いても無意味だな、って思っちゃいます。
言語道断、問答無用、ダメなものはダメ。
そういう「教え」は親にしかできないです。
春に思う、、、親の顔を見てみたい。
そう思ってる先生、上司、研修担当が多そうですよね。
青椒肉絲、、、ちゃんちゃらおかしい。
似てない?!