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Fast alone, FAR Together.早く行きたければひとりで行け、遠くに行きたければ皆で行け。そんなスピーチをする人は信用しない。

Fast alone, FAR Together.
早く行きたければひとりで行け、
遠くに行きたければ皆で行け。

含蓄のある、かなり知られたことば。
多くの人が演説やスピーチで使っていたり。

そうだよね、って共感します。
良いなぁ、そうあるべきだなぁ、と思います。
思いますけど、そうはしない、そうはできないのが経営です。

少しでも早く、なるべく遠くへ(高くへ)行きたい。行きたいというよりも、行かねばならない。

のんびりなんてしてられない。
じっくりなんて遣ってられない。
近く(低く)にゴールを設定するわけにもいかない。

スピードと到達点のせめぎあい。
それが経営です。それが事業です。
それが商品で、それが開発です。

競争相手もいるし、顧客の要求や欲求、我儘さえもあります。
それらに対応して、それらに応えて、それらをクリアせねば、、、儲かりません。

現場で真剣に「仕事」していたらそういうものです。
きちんと目の前の「事」に「仕えて」いたら、スピードと到達点にずっと悩まされるはずです。
そのふたつのバランスを取ることこそが、マネジメントのやるべきことです。

なので、

Fast alone, FAR Together.
早く行きたければひとりで行け、
遠くに行きたければ皆で行け

なんてことをスピーチしたり、社員に偉そうに語ったりする人のことを僕はあまり信用しない。

If you want to go fast, go alone.
If you want to go far, go together


ifの重さを理解してない、わかってないのではと。


If you want to go fast, go alone.
「もし」早く行きたいだけならば、自分ひとりで、ついてこられないやつはおいて、行けば良い。

If you want to go far, go together

「もし」遠くに行きたいだけならば、皆で力を合わせ、誰ひとり置いてけぼりにせずに、行けば良い。

僕はこう訳します。

そして、こう付け加えます。

「少しでも早く、少しでも遠くへ行くために、機能的で効率的なマネジメントをすべきだ」

どなたか英訳しといていただけますか。


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