
物事をわかりやすく伝えることと解像度ってやつを説明しよう!
「伝えたいことがあるのに、うまく伝わらない…」
そう感じたこと、ないですか?いや、僕は何度もあるんですよ。最近も、ある友達に大事な話をしようと思って頑張って説明したんだけど、結局「結局何が言いたかったの?」って言われて、もう肩を落としました。
だって、伝えたかったのは「もっと早く動かないと、このままだと後悔するよ!」ってことなのに。なのに、何が伝わったかというと、「あ、こいつ、何か言いたいんだなぁ」くらいの感じ。それって、なんだろうな、すごくモヤモヤするんですよ。
そんな時、振り返ってみると気づいたんです。物事を伝える時って、ただ言葉を並べるだけじゃダメで、ちゃんとその内容が「解像度高く」伝わっているかどうかが重要なんだってこと。
解像度って、どういうこと?
解像度と言われても、最初はピンと来なかったんですよ。だって、解像度って言ったら、写真や画像の話じゃないですか?確かに「いいカメラを使えば、写真は鮮明に撮れる」ってのは知ってたけど、これが物事を伝えることにどうつながるんだろう?って、最初は全然わからなかった。
でも、友達とのやりとりを思い返してみて、「あ、これだ!」って思ったんです。解像度が低いと、話がぼやける。写真のように、細部までくっきり見えないんです。
例えば、僕が「最近忙しくて、ちょっとしんどいなぁ」って言ったとき。確かに相手には「忙しいんだな」って思ってもらえるけど、その「忙しさ」の詳細は伝わらない。どう忙しいのか、なぜしんどいのか、全くわからないですよね?
そこで僕が、こんなふうに説明したらどうだろう。「最近、3つの大きなプロジェクトが同時進行していて、昼も夜もずっとパソコンと向き合っているんだよね。自分のペースも崩れちゃうし、なんとかしないとマジで疲れちゃいそうだよ」と。
こう説明すると、相手は「あ、すごく具体的な状況が伝わってきた!」って思うはずです。忙しいとはいえ、具体的にどう忙しいのかを言葉にすることで、相手がその「しんどさ」を共感しやすくなるんです。
解像度を上げる理由
でも、ここでふと疑問が湧いたんです。「どうして、解像度を上げることがこんなに大事なんだろう?」って。なんとなく伝えればいいんじゃない?って思ってたけど、すぐに理解できたことがあった。
例えば、僕が「今、めちゃくちゃイライラしてる」と言ったとしても、そのイライラの理由を伝えていないと、相手には「あぁ、こいつまた何かムカついてんだな」くらいにしか思われないんです。でも、もしも「昨日、上司に無駄に怒られて、ちょっとしたことで責められたから、それがずっと気になってイライラしてる」と伝えれば、相手はその理由がわかるから、共感しやすくなるんですよね。
要するに、解像度を上げるっていうのは、伝えたいことをただ「言葉にする」のではなく、その背後にある「背景」や「理由」をしっかりと伝えることなんです。それがないと、ただぼやけた印象しか残らない。
解像度が低いとどうなるか?
僕、実は過去にすごく大事なプレゼンで大失敗をしたんですよ。その時、ものすごく「解像度が低かった」なぁって振り返って思います。
ある会社の会議で、新しいプロジェクトを提案することになったんですが、僕は何も準備せずに「このプロジェクト、絶対に成功します!」ってだけ言っちゃったんです。結局、相手には「で、どうして成功するんだ?」って質問されて、「いや、まぁ…すごくいいアイデアなんですけど」って曖昧に答える羽目に。
あの時、「うまくいく理由」を明確に説明できていなかったから、提案した内容がぼやけてしまったんです。解像度が低すぎて、相手はその話を「信じようと思えなかった」。これが、まさに解像度が低いとどうなるかの典型的な例でした。
解像度を上げるためのポイント
でも、今となって思うのは、解像度を上げるためには【具体的な情報】と【整理された情報】が欠かせないってこと。
例えば、ある問題を説明する時、「これは重要な課題だ」ってだけ言っても、相手には具体的な問題が見えないんです。でも、もし「これが問題だと思うのは、XXのプロジェクトが遅れているからで、それが原因で次のステップにも遅れが出る。だから、この問題を早急に解決しないと、全体のスケジュールが崩れる」と説明すれば、相手には問題が具体的に伝わる。伝えたいことが、ちゃんと相手の中に入る。
それに加えて、「視覚的にイメージできるように伝える」ことも大事です。たとえば、スケジュールの進行状況をグラフにして、「このままだと進行が遅れますよ」と伝えることで、相手のイメージもクリアにすることができるんです。
解像度を上げて伝えよう
結局、物事をわかりやすく伝えるためには、解像度を上げることが不可欠だと思います。解像度が高ければ、相手は自分が言っていることを深く理解できるし、感情や状況がしっかり伝わります。逆に、解像度が低いと、ただの言葉の羅列にしか過ぎなくなってしまう。
でも、ここで大切なのは、ただ解像度を上げれば良いわけではないってこと。相手が「理解しやすいように整理して伝える」ことが重要です。自分が感じていることや伝えたいことを、相手がイメージしやすく、理解しやすい形で提供する。それが「解像度を上げる」ってことなんだよね。
次に何かを伝える時、ちょっとだけ意識してみてほしい。「自分の伝えたいことが、相手にしっかり届く解像度になっているか?」って。それが、きっと伝わり方を変えてくれると思うよ。
いいなと思ったら応援しよう!
