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人気があるけどゴチャついたお店って、どこか落ち着かなかった

お客さんが多くて賑わってるから、どこもかしこも盛況で人気がある。店の外には行列ができて、インスタ映えするスポットにはカメラを構えた人たちが集まってる。でも、入ってみるとなんだか落ち着かない。ガヤガヤしていて、どこかしらが汚れている、なんか息苦しい。そんなお店、ありますよね。

でも、それって結局「人気があるから」という理由で、どんどん人が集まるから、まとまりがなくなるし、居心地が悪くなる。なんか、無駄に広くて、でもその広さが活かされてない気がする。大きな空間があるはずなのに、なんだか圧迫感を感じてしまう。結局、人気のせいでどんどんお客さんが来る。でも、その結果、質が落ちるんです。

こういう場所って、実は落ち着いて長時間過ごせないんですよね。賑やかさや多くの人の存在が圧力に感じるし、落ち着いた時間を過ごすのはなかなか難しい。

だから、僕が好むのは「魅力が理解されていないけど、落ち着いている場所」


それに比べて、僕が好むのは逆のタイプのお店。あまり人気がなくて、外から見てもあんまり目立たない。でも、入ってみるとすごく整っていて落ち着いている。広すぎず、狭すぎず、ちょうどいい距離感が保たれていて、心地よい空間が広がっている。どこかにゴミもなくて、空気がキレイで、スタッフの対応も素朴で心地よい。

何がいいかって、その店は「魅力が理解されていない」からこそ、静かに本当の価値がある。目立つことを追求していないからこそ、余計なものが削ぎ落とされて、必要なものだけが残る。そこでは、ただおいしい食事を味わうことや、ゆっくりと時間を過ごすことができる。

まさに、自分がリラックスするための空間って、そういう場所じゃないかなって感じる。騒がしい場所ではなく、心から落ち着ける場所を求めている。何も飾らないシンプルな空間が、実は一番心地よいんです。

人気の裏側で失われていく「落ち着き」


人気のある店って、やっぱり集客がすごい。でも、人気があるという理由でどんどん人が集まり、その空間の本来の良さが失われてしまうことが多いんです。そうすると、何となく忙しなくなり、少しずつ雑然としてしまう。

そして、何が一番残念かというと、その空間が持っている本来の魅力を感じることができなくなる点。特に、そういう場所にありがちなのが「安価に大量に集める」ことばかりが意識されて、結局「質」や「本質的な魅力」が失われてしまう。それでは、店の持っている本来の魅力が発揮されない。

つまり、人気を追い求めるあまり、本当に大切なものを見失ってしまう。落ち着いた時間や空間の美しさ、そしてそれを楽しむための質の高いサービス。すべてが浅くなってしまうことがあるんです。

それでも僕が、魅力が理解されていない場所を選ぶ理由

やっぱり、「落ち着ける場所」って大事なんですよね。人が多すぎる場所に行くと、いつの間にか自分も「その場の一部」になってしまって、結局何をしているかよくわかんなくなることも。逆に、落ち着いた場所では、周りの空気もよくて、心をリセットできる時間が流れています。

もちろん、人気がある場所もいいところがたくさんある。盛況さや活気に触れるのも楽しいし、エネルギーを感じるのも悪くないよ?でも、それがずっと続いてしまうと、もうその空間にいる意味が薄れてしまう。だから、僕はそういう場所では、心が安定することは少ないんです。

逆に、魅力が理解されていないけど落ち着いている場所こそ、僕が一番心地よく過ごせる場所。そこに身を置けば、誰の目も気にせず、自分だけの時間を大切にできる。

これからの時代に求められるのは、落ち着ける空間


これからは、情報過多で、人々の心が忙しくなっている時代だからこそ、逆に「落ち着ける場所」に価値が見いだされる時代が来るんじゃないかと思うんです。たくさんの選択肢がある中で、静かな時間、落ち着ける空間を求めている人は少なくない。

実際、僕たちが今求めているのは、目立つ場所ではなく、シンプルに静かな空間だと思うんです。

そんな場所に、どれだけ心をこめて作られたサービスがあるか、それが大切なんです。どんなに豪華で、目を引く店があったとしても、心が落ち着かないと、そこで過ごした時間がもったいない気がしてしまう。

結局、目立たなくても、本当に自分にとって心地よい空間が一番大切。魅力が理解されていないかもしれないけれど、その落ち着きが価値を生む場所こそ、これからもっと評価されていくんじゃないかなと思います。いや、むしろ評価されてくれ。ほどよくね。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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