黒と茶色の組み合わせの好感度
こんにちは。
牧 菜々子です。
以前はどちらかと言うと敬遠されていた、黒と茶色の組み合わせ。
ところが、最近は黒と茶色のおしゃれなコーディネートが増えてきました。
増え始めた時期は、2019年。
2018年にワントーンコーディネートの流行がピークを迎え、雑誌やブランド側は最後にもう1色、ブラウンのワントーンコーデを流行させようとしました。
ですが、ブラウンのワントーンコーデは流行にはならず、街の人々は茶色の服に手持ちの黒のアイテムを合わせるようになりました。
ブラウン自体は2019年にすごく流行ったので、2020年には黒と茶色のおしゃれなコーディネートが増えたというわけです。
特に、明るめのブラウンのバリエーションは以前とは比べものにならないほど増え、急に黒と合わせやすくなったという事情もあります。
その頃から、黒と茶色の組み合わせは以前ほど避けられることがなくなり、雑誌もついに表紙に採用するなど、好感度が上がって行くと同時に、黒の根強い人気を証明する形となりました。
出番が少ないブラウンのアイテムを活かすこともできますし、黒ならすでに持っているのでお金もかかりません。
トップスやインナー(上や内側のアイテム)には黒を、ボトムスやアウター、靴、バッグ(外側のアイテム)には茶色を持ってくることで、トレンド感が増します。
ファッション性の高い服装が憚られる場面でも、黒と茶色なら目立つこともないのでかなり重宝します。
自分が脇役の場面や、自己主張を消したい場面は、どんな人にもあるはずです。
そのような時でもその人に寄り添い、味方になってくれるのが、黒と茶色のコーディネートでもあるのです。