黒を今っぽくするには
こんにちは。
牧 菜々子です。
今は、空前の黒ブームの真っ最中。
ずーっと流行している状態です。
2017年の白スニーカーブームから白が増えたり、2018年には一部でイエロースカートが流行し、2021年からはグリーンパンツを皮切りに緑が広まったりという動きと並行していて、「黒はダサい」という雰囲気には全くなっていません。
中でも黒を今っぽく取り入れるなら、まずは光沢や柄の入ったものにすること。
靴の場合、スエード素材が2016年~2020年は主流でしたが、今は黒のスエードよりはエナメルや表革のほうがトレンドです。
服なら、黒地の柄ものが重宝します。
デザインで言うと、デコラティブなもののほうが、クローゼットで思わず手が伸びるような着やすさが感じられるはずです。
一方、シンプルな黒アイテムを活かすなら、上や内側に黒を、下や外側にその他の色を持ってくるとおしゃれ感が増します。
たとえば、黒のトップスにグレーのジャケットやベージュのトレンチコートを着る。
トップスとボトムスが黒なら、靴は白にする。
こうやって、比較的上や内側のほうを黒にするのです。
どうしても下や外側(アウターやバッグなど)がシンプルな黒になってしまうのなら、黒を増やし、どこかに目を引く要素(アクセサリー、シースルー、ロゴ、上質素材、スリット、ベルトでウエストマークなど)を入れたいところです。
最後に注意したいのが、着回しをしようと無理をしないこと。
黒の着回しで「服をたくさん持っているのにいまいちな人」と思われてしまっては残念です。
黒を今っぽくするには、着回しをしないと決めてしまうのが近道です。