今を生きるために必要な2つの承認
こんにちは。
牧 菜々子です。
先行き不透明で、生きにくさを感じやすい今。
現代社会を生きるためには、2つの承認を得ることが必要です。
1つは、身近で特別な人からの承認。
かけがえのないパートナーや子どもから「大好き」と言われたり、仲間から「さすがだね」と言われたりするのがこれに当たります。
そして2つ目は、赤の他人からの承認です。
自分を全く知らない人から認められるということですが、現代社会で一般的に「承認欲求を満たす」という言葉で語られるのはこちらの承認のほうです。
そしてこの赤の他人からの承認は、人間にとって必須のものとなっていると考えるのが無難です。
「自分を知っている人から認められても意味がない。知らない人から認められたい」と聞くと、「勝手だな」という印象を抱くかもしれません。
ですが、この部分を満たすことなしに現代を生きられるほど、人は強くありません。
仲間や家族など特別な人からの承認しか得られないままだと、どこかの時点で必ず問題が起こります。
大切なのは、自分を知らない人からの承認をいろいろなところからちょっとずつもらえるように行動を起こすことです。
そして自分も他人を承認し、欲求を満たさせる側に回ることで、赤の他人からの承認欲求を否定する場合よりもずっと人間社会のバランスを保つことができるのです。