嫉妬する人もどこかで誰かから嫉妬されている
こんにちは。
牧 菜々子です。
人よりできる人には、悩みがあります。
それは、「嫉妬されて困る」ということです。
優秀で、感性が鋭くて、しかもいい人なのですから、嫉妬されるのも無理はありません。
しかも、「嫉妬されて困っている」というのは、誰にでも言える話ではない。
気軽に口に出せずに、ずっとそのままで来てしまっている人は、少なくないのです。
話を聞いてみると、その「嫉妬してくる人」というのが、得てして「すごい人」である場合が多い。
「あの人も十分すごいのに?」と思うような人が、嫉妬してくるというのです。
世の中には、十分すごい人なのに、嫉妬してくる人というのがいます。
とんでもなく優秀なのに、自分に自信がなく、嫉妬してくる人というのは、驚くほど多いのです。
嫉妬してくる人も嫉妬されていて大変
ということは、嫉妬してくる人も、どこかで誰かから嫉妬されているはずです。
つまり、嫉妬してくる人も、嫉妬されていて大変なのです。
しかも、自分に自信がないのに嫉妬されるのですから、余計に大変です。
混乱して、整理がつかない。
つらさも倍増します。
そう思うと、嫉妬してくる人の大変さのほうが気がかりになってくるほどです。
悪口を言ったほうも言われたほうもすぐに死んでしまう
徒然草でも、こんな一節があります。
「悪口を言ったほうも、言われたほうも、すぐに死んでしまうのだ。」と。
悪口を気にするよりも、命の短さに思いを馳せるべきだということです。
当たり前に明日が来るとは限らない。
いつ終わるかわからない人生を、悔いのないように送ろうとすることのほうが、ずっと大事なのです。
「どうすればいいの?」と思ったら
嫉妬されたくないから、嫉妬されないように生きる。
それなのに嫉妬されたら、「じゃあ私はどうすればいいの?」と思ってしまいます。
ですが、嫉妬してくる人も、どこかで誰かから嫉妬されています。
悪口を言ったほうも言われたほうも、いつ死んでしまうかわかりません。
そう思うと、「こうしてはいられない」と思えてくる。
人生を前に進める力が、湧いてくるのです。