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子どもの年齢に合わせた接し方
こんにちは。
牧 菜々子です。
子どもは6歳くらいになると、言ってはいけない言葉を流暢にしゃべり始めます。
言語能力にはそれも大事なことですが、親がすぐに修正していく必要があります。
別の言い方にしたものを一字一句教え、まず復唱させます。
お友達や大人とのやり取りの中で出たのであれば、私が相手役になってさらに練習します。
一旦それができたらサッと引き上げ、次に同じことがあった時にまたサッと復唱させるのを繰り返していきます。
10歳くらいになると、大人の目の届かないところで子どもたち同士のコミュニティを形成し始めます。
これは中高生にまで直接つながっていく流れで、早い段階で「大人は見ていなくても分かる」ということを教えておく必要があります。
3~4歳の小さい頃には、まだまだ子どもは言いたいことを言葉にできずに泣くこともあります。
「びっくりしたんだね」「行きたくないんだね」など、気持ちを代弁することで子どもにとっては言葉の勉強にもなり、安心感も得られるので、成長した後は親が育児で迷った時に子ども本人に聞けば答えが返ってくるという利点ができます。
家をリラックスできる場所にしつつ、コミュニケーションの練習の場にもするのが、後々の負担を減らすためにはとても有効です。
そのためには、やらなくていいことはやらず、余力を持つことが大切ではないかと思います。