ラメ入りの服が大復活
こんにちは。
牧 菜々子です。
ロングカーデとワイドパンツの大きなトレンド周期が終わり、色柄とデザイン性の新しいトレンド周期に入っている今。
大復活を遂げているのが、ラメ入りの服です。
2021年から、グリーンを始めとしたカラーボトムスや、柄もののバッグ、ブランドロゴの入ったスニーカーなど、装飾的なファッションが街に広まり始めました。
パワーショルダーのブラウスやニットなど、デザイン性は高くても、素材はまだまだベーシックでした。
ところが2024年に入り、トップスやスカートにナチュラルなラメが入ったものがいよいよ増えてきました。
靴もマットなスエード素材が以前は大人気でしたが、今は光沢のあるものが多くなってきています。
15年以上前にラメやスパンコールのついた服をよく見かけたのを覚えている方は、今お店に並んでいる服を見ると懐かしさを感じるのではないでしょうか。
色柄や装飾などの大きなファッショントレンドは、ハイブランドによって提案されたものですが、街に広まるまではハイブランド側は次の流行を作らずに待ちます。
様子見をしていた人たちも手に取って購入していくようになるまで、根気強く同じものを売り続けるのです。
そうやって大きなトレンドに成長したのが、ワイドパンツであり、ロングスカートでした。
光沢や色柄のアイテムも、すでに取り入れている人が多い一方で、まだ1つも持っていない人もいます。
ですがこの先は、お店にはどこかにディテールの入った服しか並ばなくなるため、自然とそのような服を手に取らざるを得なくなります。
そうやって、大きな流行は街に広まっていくのです。