経営者の妻の日常で困ること
こんにちは。
牧 菜々子です。
夫が会社を経営しているため、経営者の妻であることで困ることもあります。
まず、住む場所を自由に選べません。
東京に住むことができれば、文化的体験にもっと厚みが出るのにと思いますが、夫婦で離れたくないなら基本的には会社のある場所周辺に住まざるを得ません。
また、夫と外出すると、頻繁に夫の知り合いの方からあいさつをされ、気が休まらない面もあります。
よく声をかけられる場所は、市役所と、回転寿司店です。
他にも、経営者の妻同士の社交のようなものに参加しないと情報交換ができず、どう思われているのかなど気がかりが増えます。
夫が2代目なので、周囲の人からわが子が3代目として跡を継ぐものと思われているのも、子育てをするうえではモヤモヤしてしまう自分がいます。
そして、一番困るのは、外では社長である夫に対して、家の中ではどう接するのかということ。
経営者の妻として、家で夫とどう接するかは困った問題で、基本的には夫個人として苦手なものは無理強いしないなど、社長かどうかとは無関係に夫自身の好みを尊重してオーダーメイドのような対応をしています。
一般論ばかり押し付けても、夫にとっては居心地が悪いだろうなと思うからです。
でも、靴もスーツもそうですが、完全オーダーメイドは、100%本人に合っていて、本人は何もしていないため、「ピッタリだ」とは感じられないもので、一般要素が残されているほうが本人が能動的にそこに当てに行くことで「自分にピッタリだ」と感じられるものです。
だから、経営者の妻としても、夫にオーダーメイドに接しつつ、ごく常識的な、一般論的な働きかけもすることによって、夫にピッタリだと思ってもらえるようにと考えています。
まだまだ夫婦生活も、途中経過に過ぎないですね。