簡単なのにトレンド感が高いメンズファッション
こんにちは。
牧 菜々子です。
あまり、メンズファッションに興味がなかった私。
ところが、ここ数年でハイブランドのコレクションが男女合同で行われるようになり…。
性別の垣根が取り払われて、レディースファッションのトレンドも、メンズファッションに応用されるようになってきました。
そうなると、俄然、メンズファッションにも興味が出てきます。
今まさにトレンドなコーディネートは、「インナーを、外側の服よりも濃い色にする」というもの。
男性なら、「黒のTシャツに、白シャツを羽織る」スタイルです。
2021年から次の周期に入る
ここ最近は、大きな流行の周期は5年周期になっています。
2016年ごろから始まった「ビッグシルエット」の周期は、2020年で、ひと区切り。
2021年から、次の5年周期に入ります。
次の5年は、色や柄物がキーになりそうです。
カラーアイテムや、柄のついた小物が増えてくる。
「全身ベーシックカラーの無地だと、落ち着かない」という感覚です。
その兆候が、色の重ね方に表れ始めています。
今まで当たり前だった「中が薄い色で、外側が濃い色」という重ね方が、逆になってきているのです。
「白のシャツに黒のジャケット」ではなく、「黒のシャツに白のジャケット」が今っぽいのです。
レディースファッションも同じ
レディースファッションでは、特に「ワントーンコーディネート」が流行しました。
全身を、同系色でまとめるコーディネートです。
これも、今年は、中に行くほど濃く、外側に行くほど薄くする組み合わせが増えています。
ブラウンのトップスに、ベージュのアウター。
グレーのトップスに、白のアウター。
などです。
バッグも靴も、体の外側に位置するアイテムほど、白や薄い色が人気です。
白バッグや、白スニーカーも、以前では考えられないほど普及しています。
そんなコーディネートが、男女合同のコレクションによって、メンズファッションにも波及しているのです。
簡単におしゃれ感が出る
中を濃い色にして、薄い色のものを羽織る。
色の濃淡を逆にするだけなので、簡単です。
Tシャツに、羽織りものだけでできます。
つい、濃い色のジャケットで引き締めたくなるところを、グッと抑える。
靴とバッグを黒で揃えることも、今のトレンド周期に限っては、必要ありません。
迷ったら、体の外側ほど薄い色にしてみる。
簡単に、おしゃれ感が出ますよ。