【浦安DR】阪神・淡路大震災から30年:第5節_vs.神戸S(現地観戦&応援編)
開催中の「ジャパンラグビーリーグワン」の2024-25シーズンDivision1は第5節へ。総当たりのカンファレンス1巡目が終わります。
4連敗中ながらも、前節では勝利の突破口が見えかけていたカンファレンスA「浦安D-Rocks」(以下、DR)はビジターゲーム。
コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)のホストスタジアム、ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)に乗り込みます。
この記事では、現地観戦や遠征、応援に関する情報をまとめています。
※写真は阪神電気電鉄・御影駅ホーム(2024年12月撮影)
※追記:会場マップ更新
基本情報
会場は全天候型のノエビアスタジアム神戸。
Jスポーツの解説は、2週連続で元日本代表の菊谷崇さん。
天気予報
試合会場のある兵庫県神戸市兵庫区の天気予報はこの通り(日本気象協会の「天気jp」より)。最高気温12℃、最低気温は3℃。
全天候型なので雨仕度は気にしなくていいですが、「晴れていれば屋根は開いているので防寒対策はしっかりしてきて」と神戸Sファン歴が長い方からアドバイスをいただきました!
天気予報のサイトによって予報も異なったり、情報が随時更新されているので最新情報をご確認ください。
スタジアムはどこにある?
神戸市の中心地・三宮界隈から最寄駅まで地下鉄で10分以内とアクセスしやすい立地です。
スタジアムの公式ページがイメージをつかみやすいと思います。
上記に関連して、【新幹線 新神戸駅から】の案内にある地下鉄山手線は、実際は乗り入れで西神(せいしん)・山手線と案内されていることが多いと思います。
また、記載はありませんが、飛行機の場合は神戸空港から三宮までポートライナーで1本です。
(追記)
なお、スタジアム最寄駅・御崎公園からスタジアムまでの道のりは5分程度。「駅は進行方向の後ろの出口がスタジアム方向で、当日は人が多いと思うので人並みについていくとよいですよ」と教えていただきました。
和田岬駅を利用されている方も、「道順で困ることはなかった」とのことでした。
三宮(三ノ宮)あれこれ
乗り換え駅の「さんのみや」駅は、複数路線が乗り入れていますが、JRだけ「三ノ宮」と表記し、他は「三宮」です。同じ駅なのでお間違えなく。
また、路線により乗り換えに時間を要する組み合わせもありますし、現在は駅付近で工事中のエリアもあるようなので、お気をつけください。
また、私が三宮で苦労した経験や遠征経験者からお寄せいただいた情報からいくつか補足します。
▶同じ神戸市営地下鉄でも乗り場が離れている
乗り換え案内で、新神戸からスタジアム最寄駅・和田岬(あるいは御崎公園)で検索すると、途中このようなルートが出てくると思います。
駅名が違っても大阪と梅田みたいに隣接しているかなとか、同じ鉄道会社だと改札を出ずに乗り換えられるかなとか思いがちですが、こちらは駅が離れています。
徒歩11分の道のりは、神戸市営地下鉄公式のYoutubeに乗り換え案内の動画が掲載されています。
▶徒歩を避けたい場合
新神戸から同じく地下鉄西神・山手線で新長田駅まで行って、地下鉄海外線に乗り換え御崎公園駅のルートがあります。
少し回り込むようなルートなので電車に乗る時間は長いですが、徒歩込みだと三宮乗り換えと所要時間はほぼ同じ、交通費も40円の差です。
土地勘のないところで「歩くのを避けたい方にはお勧め」と遠征経験者からもアドバイスをいただきました。
▶JR新大阪からJR三ノ宮もしくはJR新長田経由
東海道新幹線の下りは新神戸の手前、新大阪止まりが多い路線です。
実はJR新大阪からJR三ノ宮までは、JR神戸線(東海道本線)で乗り換えなし、一番早い新快速を使えば30分程度(西明石、網干方面)。
午前9時過ぎに新大阪を出発すれば、スタジアム最寄り駅まで1時間で到着できます。逆に言えば、午前9時までに新大阪に到着できればいいので、首都圏から日帰りしやすいといえます。
また三ノ宮で同じJR神戸線の普通(いわゆる各駅停車)に乗り換えれば、10分程度で上記の新長田駅に到着するので、実質1本。一番乗り換えが少ないルートです。
三ノ宮下車、新長田下車いずれの場合でも地下鉄海岸線乗り換えで、あとは他のルートと同じです。
新長田駅構内には震災30年のパネル展示がされていて、当時の被害や路線の復旧状況などニュースで見ていたことが思いだされます。
なお、駐車場は空き状況などが公式サイトに掲載されています。チケットも事前に発売されるようです。
お昼事情
スタジアム最寄駅・御崎公園からスタジアムまでは、コンビニエンスストアや出店などもあるそうです。
スタジアムのキッチンカーは「かなり列ができる」そうなので、到着時間都合やスタジアムでゆっくり過ごされたい場合は、「三宮の百貨店や地下街で調達もあり」とアドバイスをいただきました。
ノエビアスタジアム神戸とは
神戸市御崎公園球技場こと、ノエビアスタジアム神戸とは化粧品の大手・株式会社ノエビアがネーミングライツ(命名権)を2013年より取得し、現在に至ります。
釜石シーウエイブスのホストスタジアム「釜石鵜住居復興スタジアム」でも使われているハイブリット芝を国内で最初に採用したフィールドです。
サッカー・Jリーグのヴィッセル神戸のホームグラウンドであり、トラックがない「球技専用場」と天候により屋根が開閉する可動式屋根付きが特徴。
ターミナル駅から行きやすくて最寄り駅からスタジアムまでも近く、天候に左右されない、近くでプレーが見られる・・・・・・と、個人的には遠征であってもテンションがあがる要素が揃っています。
試合会場イベント
神戸S公式サイトに特設ページが公開されています。
現地観戦の方は、事前にお目通しをおすすめします。
タイムスケジュール
会場マップ
イベント
1)来場者プレゼント(先着順)
桐炭カイロのプレゼント
2)震災/神戸を感じる日
自衛隊 兵庫地方協力本部・陸上自衛隊 第3特殊武器防護隊 協力のもと、試合会場にて防災意識の啓発イベントが予定されています。
【担架づくり体験コーナー】【ロープワーク体験コーナー】などあるようです。
自衛隊兵庫地方協力本部のマスコットキャラクター「ひょうちん」の存在を初めて知りました。
バックスタンドコンコース正面では、震災パネル展示や神戸Sが発信している震災ムービーも放映予定。
3)スペシャルトークショー「神戸と釜石の絆」
11時よりグラウンドで神戸S・増保輝則アドバイザーと、Div.2日本製鉄釜石シーウエェイブス・桜庭吉彦GMのトークショーが開催。
その他、コーロクンのワンダーランド(子供向け)、ラグビー体験、グッズ販売、ファンクラブ会員向けイベント(事前申し込み、抽選)、ハーフタイム抽選会などが予定されています。
4)スタジアムグルメ
5店舗が出店。それぞれの店舗で神戸Sのファンクラブ会員向けに、増量やメニューにより割引など特典があるのは嬉しいですね。
(追記)
このうち「ホットブルズ」さんは、神戸S・牛原寛章選手プロデュースだそうです。
#阪神淡路大震災30年
1995年1月17日午前5時46分に起きた「阪神・淡路大震災」。今年は震災から30年の節目にあたります。一番近い日にちに行われる第5節では神戸S初の試みとして、登録ジャージ(ホームジャージ、オルタネイトジャージ)以外のジャージを着用することが発表されています。
1.17メモリアルジャージ ~阪神・淡路大震災30年~
チームからのリリース。
ジャージのデザインは選手も加わり、中心メンバーとなったのは徳田 健太選手、山中 亮平選手、在籍中はプレー以外にも個人SNSでコンビニのおにぎりの開け方で苦戦する様子など日本での生活も発信していたアーディ・サベア選手(現スーパーラグビー「モアナ・パシィフィカ」所属)の3選手だそう。
数量限定で発売中、選手の着用ジャージは後日チャリティーオークションへの出品が予定されています。また選手のみならず、チームマスコットのコーロ(高炉)クンも着用するそうです。
なお、ジャージのデザインにもなった「KOBEルミナリエ」は、会期が1月24日からとタイミングがあわずに残念。
1月11日には「震災30年 トップチームとつなぐ メモリアルウォーク」への参加や、16日から17日にかけて実施されている「阪神淡路大震災1.17のつどい」に選手スタッフがボランティアとして参加されています。
震災当日の1月17日午前5時46分にはチーム公式Youtubeにメッセージ動画の公開が予定されています。
OBが語る震災当時のチーム
震災が起きたのは、チームが日本選手権で7連覇を達成してからわずか2日後のこと。メディアで当時を振り返る記事が掲載されています。
・スポニチ
・デイリースポーツ
・サンケイスポーツ
・YouTubeチャンネル「ウェザーニュースLive」
弘津チームディレクターは、YouTubeチャンネル「ウェザーニュースLive」の「天気を味方に全力応援!リーグワン天気予報」にも出演、震災当時の状況やその後のチーム活動など話されています(19分くらいより)。
オマケ)遠征寄り道スポット
日帰りが可能な遠征だと移動に追われて、現地を楽しめる時間が限られがちです。今回は試合が日曜なので当日帰る遠征組が大半と予想しますし、逆に前日入りの方もいらっしゃるかなと思い、勝手ながら私が知る範囲でスタジアムから近場の観光地である元町・三宮界隈の食のおすすめ立ち寄りスポットを紹介します。
▶ケーキハウス「ツマガリ」(大丸神戸)
神戸は洋菓子やスイーツの本店が揃っていて、その多くが全国展開されています。
本店オリジナルのメニューを揃えているところもありますが、実はお土産に困るんですよね。そんななか以前、店員さんに「会社の方針で関東には進出しない」と伺ってから個人的に神戸土産の定番にしているのがケーキハウス ツマガリの洋菓子。
素材にこだわったお菓子のほか、イタリア・ロッシ社のペーパーでラッピングされたパッケージも魅力で、誰に渡しても喜ばれます。
オンラインショップはありますが、実店舗は甲陽園本店、大丸神戸店、大丸梅田店の3店舗のみ。大丸神戸店は、スタジアム最寄駅と同じ路線の地下鉄海外線 旧居留地・大丸前駅(元町駅から徒歩圏内。身軽なら三宮駅も歩ける)。百貨店の営業時間なので試合観戦の帰り道に購入が可能です。
また、同じ大丸神戸店にはミミパイの「ブロインドリーブ」も。こちらもオンラインショップはありますが実店舗は神戸だけです。
パイを紹介した記事はこちら。
▶ぎょうざ専門店「赤萬」(元町店、三宮店)
変化球としては餃子。自家製の味噌ダレでいただく赤萬は関東圏では珍しいと思います。小腹を満たして帰るのもよし、冬場なので移動時間によっては持ち帰りもいけるかも。元町駅前と三宮駅付近の2店舗あります。
地元の方のグルメレポートがわかりやすそうです。
▶神戸のたこ焼き「たちばな」(三宮センター街本店、さんプラザ店)
神戸のたこ焼きといえば、ふんわり卵でくるまれ、おだしでいただく「明石焼き」。特に温かい食べ物は観戦帰りにホッとすると思います。元町から三宮までの間に2店舗あります(持ち帰りもあり)。
▶「廣記商行」(南京町)
日本三大中華街の一つ「南京町」の最寄駅は元町、大丸神戸から通りを挟んだ向かいあたりに長安門があります。
その長安門から入ってすぐの中華食材専門店「廣記商行」は、味覇(ウエイパー)発祥としても有名。さまざまな食材が並んでいますが、レジ横にひっそり並んでいる店舗オリジナルのラー油はわが家で重宝しています。
その他、食以外だと「神戸三大神社」のうち「生田神社」はJR三ノ宮が最寄駅、「湊川神社」はJRで2駅隣の神戸駅が最寄駅です。
観光系は神戸公式観光サイトがお役に立つと思います。
▶神戸港震災メモリアルパーク
震災遺構として被災したままの護岸を保存している「神戸港震災メモリアルパーク」の展示は、震災30年を目前にリニューアルされました。
屋外展示なので時間は関係なく、費用もかかりません。
電車だとJR元町駅から徒歩15~20分程度と少し距離がありますが、近くにメリケンパークや雑誌等でよく見る「BE KOBE」のモニュメント、神戸ポートタワーなど観光スポットもあります。
現地以外の応援
1)浦安DR応援イベント
浦安DRクラブハウスの最寄りJR京葉線・新浦安駅前にある「みね商店」でロックスターズ(ノンメンバー)も参加して応援イベント(パブリックビューイング)があるそうです。
2)Lemino
今シーズンからD-Rocksの試合はドコモの映像配信サービス「Lemino」で全試合無料生配信されます。
※ライブ配信、要dアカウント無料ログイン
3)SpoLive(携帯アプリ)
スポーツ配信アプリ「SpoLive(スポライブ)」では、テキストによる試合経過を配信。
また、アプリ上で応援するチームをトン活(アプリの「応援」ボタンを押すだけ)があります。試合の1週間前からトントンでき、会場内外問わずアプリがあれば応援を届けることができます。
なお、出場選手は試合開始48時間前(17日12時5分)に発表予定なので、別の記事で紹介します。
→追記:更新しました!