【浦安DR】vs.日野RD観戦記_「トライが一番近くで見えるエリア」が素晴らしすぎた:前編
こんにちは、まきまきまーきんそんです。
開催中のジャパンラグビーリーグワン2022-2023シーズン。
1月21日に行われた私のイチ推し注目チーム「D6」こと、浦安D-Rocksの第4節、対日野レッドドルフィンズ戦(日野RD)は、現地観戦でした。
この日は特別設置された「トライが一番近くで見えるエリア」で観戦だったので、この席からの眺め中心の観戦記です。
※チーム名は愛称の「D6」で記載
基本情報
出場メンバー等は前の記事にまとめています。
試合結果
D6が26対41で勝利し、開幕から4連勝を飾りました。
この日は両チームあわせてイエローカード5枚(内累積でレッドカード1枚)が出され、15人対15人は前半17分までと、前半終了直前から後半早々の30分足らずでした。
※得点内訳
目の前でトライ撮りたい、
呑み友をラグ友にしたい
この日の現地観戦は、個人的なミッションが2つありました。
席が「一番近くでトライが見えるエリア」なので、どの程度見えるのか、楽しみにしていました。
毎シーズン、ラグビーを観戦したことがない人をお誘いして、観戦に連れて行くことを勝手に自身のミッションにしています。
今シーズンは呑み仲間が興味を持ってくれたので、この試合に誘っていました。
初めての生観戦を楽しんでもらって、これからも誘えたらいいなと。
「一番近くでトライが見えるエリア」が素晴らし過ぎた
南側ゴールポスト裏の特設席
この試合の席を購入するときに、当初予定してたSS席が早々に売り切れてしまい、どうせなら・・・とギャンブル席と思って買ったのがメインスタンドから見て左側(南側)の「一番近くでトライが見えるエリア」でした。
座席表の案内はこんな感じ(左の赤いエリア)。
座席写真はなかったものの、お値段は3,000円と他会場の特設席と比較したらお買い得。
南側のメインスタンド側にトライしてくれたら目の前で見られるのかな? くらいの行き当たりばったりの気持ちでした。
そして、当日。
まず、冷え込みが予想されたため、会場最寄りの飛田給駅で使い捨てカイロを購入。
駅から会場までは徒歩10分ほど。
会場付近になると、道案内のボランティアの方々が途切れることなく立ってくださっていました。
ありがとうございます!
今回は全席自由席だったので開場前に並び、一般開場と同時に入場。
入口で案内され、エリア専用のチケットチェックを受け目の前に飛び込んできたのは・・・・・・
大当たりのギャンブル席。
南側ゴールポスト裏に30席ほどのパイプ椅子。
1列目と2列目が互い違いでどの席からもトライエリアが見えるではありませんか。
えっ、えっ、思っていたより全然いい。
「こんな近くで見られるの?」と早くも喜んでくれる呑み友。
そんな浮かれている私たちに飛んでくるキック練習中のボール。
「この席、ボール飛んでくるので気を付けてください!」とガタイのいいベンチコートを来た人がボールキャッチしてると思ったら、なんとbuzz画伯こと浅原拓真選手。
わっ、いろんな意味で「当たり!」とホクホクする私。
メインスタンドからみて左側がホストチームなので、目の前で日野RDの選手がウォーミングアップを開始します。
日野RDの試合はトップリーグ以来の観戦ですが、おとラグでお世話になった選手やbuzzさんくらいしかわからないので、まじまじと観察。
すると見覚えのある顔、箕内ヘッドコーチを発見。
私のブランク前、最後に現地観戦した試合にNECの主将で出ていたので一人懐かしみました。
おとラグでお世話になった吉川遼選手と、
川井太貴選手の姿も発見。
その向こうでは、アップを終えたD6選手達が、ゲームキャプテンの中島進護選手を先頭にトレインで引きあげていきます。
会場に掲揚されている旗を見ると、北から南、つまりメインスタンドからみて右から左に向かって吹いています。
席は南側なので風下の位置にあたり、ラグビーでは絶対有利の風上からこちらに向かって攻めてくることがわかり、ワクワクしながらキックオフを待ちます。
ビジターのD6から入場。
続いてホストの日野RD。
選手の最後にチームマスコットのレドルフィンの姿も。
前半は、D6がこちら側(風上から風下)へ攻めてきます。
つまり、遠めだけどD6の選手の表情、何より攻めてきてくれたら間近でその姿やトライが撮れる!
この日、急遽10番で出場となったD6のグレイグ・レイドロー選手がキックオフ。
ビジョンが席から正反対の真正面にあるので、選手越しにビジョンが見えます。
以前トヨタVにいたマイケル・フーパー選手と同じくらい、風になびく髪をかきあげるのが似合うRWC2019年戦士のヴィンピー・ファンデルバルト選手とファインダー越しに目があったり?、
スクラムを組む進護さん(右端)の表情や、
毎度のことながら献身的なプレーのリアム・ギル選手の突進、
はたまた、観客席で見守るD6のノンメンバーの姿まで。
同じグラウンドレベルの位置から、プレーの一つひとつが大きく、かつ、体がぶつかりあう音、声まで、かなりの臨場感で楽しめてウハウハする私。
陸上トラックがない試合会場のゴール裏の席と近さは変わらないかもしれませんが、高さのせいか、見え方も違うように感じました。
トライよりキックが先に
この試合最初の得点は、前半5分。
D6・レイドロー選手のペナルティキック。
蹴りだす瞬間はゴールポストに重なりわからなかったものの、ボールがHポール越しに見上げる角度で撮影できました【0-3】。
待望のこっち側でトライ
前半10分、ついにその瞬間がやってきます。
ラインアウトモールから目の前でゴールラインになだれ込む選手達。
ぶっちゃけ、ごちゃごちゃしすぎてわかりませんでした(汗)
コンバージョンは決まらず【0-8】。
その後、リサラシオシファ選手がシンビンになったり、
小競り合いのシーンも。
(昨シィズンのアークスなら、ここに必ずアナル・ランギ選手がいたなぁ)
グラウンディングの瞬間を逃す(泣)
前半22分。
スクラムからお手本のような8番→9番のパスでティアン・メイヤー選手が目の前でトライ! も、グランディングのタイミングがあわず(泣)
この日は寒さで電池の消耗が激しく、連写モードにしていなかったせいです・・・・・・。コンバージョンは決まらず【0-13】。
なぜピントがあわない……😭
続いて、前半27分。
日野RD陣10m付近でインターセンプトしたシェーン・ゲイツ選手が、ファインダーの中でだんだん大きくなります。
シェーン、こっち来て来て~
来たっ!(ハート)
今度こそ、トライが撮れる!
と思った瞬間、シェーンがスライディングでグラウンディング。
体位が下がった瞬間にピントが外れ、「※$!☆」声にならない声を出す私。
ピントがあった時には、決定的瞬間が終わっていて凹む私。
「トライの瞬間って他の選手は意外に放置なんだね」と隣で話す呑み友。
このシーン、チーム公式SNSにはさすがの写真が載っていました。
レイドロー選手のコンバージョンキックは、目の前すぎて日野RDの円陣の向こうに隠れます。ゴールは決まり【0-20】。
あっ、あの木村選手
プレーが再開し、飛びつかれても足が止まらないトゥクフカトネ選手に「トネすごっ」と思わずつぶやいたり、
プレーでチームを引っ張る進護さんの姿を追ったりして迎えた前半33分。
このとき日野RD側にも第1列の選手からシンビンが出ていたため、代わりのプロップの選手として入ったのがリーグワン出場最年長記録更新中の久富雄一選手。なんと44歳。
そのスクラムで6番の位置がギル選手に代わったことに気をとられていたら、
ファインダーの中に突如現われ、慌ててシャッターをきったのが日野RD・木村勇大選手。
久富選手が入り一時交代でベンチに戻る通りすがりに、トライが一番近くで見えるエリアの観客に挨拶してくれました。
一気に好感度アップ!
後になり、この試合初めて同期揃っての出場だったこと、
キムタカこと木村貴大選手(東京サントリーサンゴリアス)とクラウンドファンディングをしていたもう一人の木村選手であり、
昨シィズンこのツイートの選手だ!としかとインプットすることになります。
素敵な笑顔、ありがとうございました!
素敵な横顔をもう1枚載せて、
後半に続きます。