【浦安DR】遠征・現地観戦予習note:Div.2-1~3位順決第3節_vs.NECグリーンロケッツ東葛
「ジャパンラグビーリーグワン2023-24」Division2は、上位と下位のそれぞれ3チームずつ総当たりの順位決定戦の最終節。
レギュラーシーズン首位の「浦安D-Rocks」は千葉ダービー第3ラウンド、対戦相手はレギュラーシーズン2位のNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)です。
今回の会場は宮城県石巻(いしのまき)市。
この記事では会場へのアクセスやイベント情報など現地観戦に関する情報を中心に集めてみました。
※チーム名は略称の「浦安DR」や「D-Rocks」ファンのみなさんが使っている「D6」で記載
※サムネイルは #リーグワンマスコット総選挙 に出馬中のD6・ロッディ&ドリィ
試合情報
順位決定戦はレギュラーシーズンの上位チームホストゲーム扱いになるため、D6のホストゲーム。
今回の会場は、前回対戦した仙台から電車でさらに1時間ほど先にある宮城県石巻市のセイホクパーク石巻。リーグワンの開催は初だと思います(トップリーグは・・・・・・?)。
天気予報(3日正午現在)
遠征や現地観戦では、試合と同じくらい気になるのがお天気。
まだ細かい予報が出ていないタイミングですが、石巻市の6日の天気予報(3日正午現在)は曇り、最高気温23℃、最低気温15℃となっています(日本気象協会の「天気jp」より)。
天気予報のサイトによって予報も異なったり、情報が随時更新されているので、最新情報をご確認ください。
セイホクパーク石巻
試合会場は「セイホクパーク石巻」。
地元のセイホク株式会社がネーミングライツを取得しており、正式名称は「石巻市総合運動公園」。試合は公園内の石巻フットボール場で行われます。
公共施設なのか専用Webサイト等がありません(泣)が、市役所のWebサイトに掲載されている写真をみると、陸上トラックがなく近くでプレーが楽しめそう!
空撮ですが、全景はこちらががわかりやすそうです。
スタンド席(販売区分:メイン=S自由、バック=A自由)と芝生席(B自由)に少し間があるようです。
アクセス
現地までのアクセスをチェックしてみます。
1)石巻はどこにある?
宮城県の沿岸部にあり、世界三大漁場のひとつ「三陸・金華山沖」や東北の猫島こと「田代島」も石巻市です。
東京駅から石巻駅まで、公共交通機関(新幹線・在来線)の利用で最短3時間程度、約400kmの距離です。
2)石巻までのアクセス
公共交通機関の場合、出発地によりますが仙台経由の移動が多いだと思います。
▶各地から仙台まで
東北新幹線をはじめとする電車、仙台空港を利用する飛行機、そして自家用車の3つのルートがあります。
詳しくは、仙台観光情報サイトにまとめられています。
▶仙台から石巻
詳しくは後述する「石巻マンガロード」のWebサイトに仙台駅から石巻方面へ向かう4つの方法が紹介されています。
写真解説付きのページはこちら。駅構内の乗り換えも丁寧に紹介されています。
電車のルートを選ぶ参考に、JR東日本の路線図と時刻表(土曜・休日)も確認してみました。在来線の仙石(せんせき)線は、起点の仙台・終点の石巻の頭文字をとったもの。
・路線図
・時刻表(土曜・休日)
なお、仙石線、仙石東北ラインの一部には「マンガッタンライナー」といってキャラクターでラッピングされた車両が運行されているそうです。
3)石巻駅~試合会場
石巻駅から会場間は、無料のシャトルバスが運行されます。
その他の手段ですが、レンタサイクル(後述)は自転車置き場が定かではないことと、試合観戦中の料金が勿体ないので微妙。
徒歩は、道はシンプルなようですがGoogleで検索すると「3.3km・46分」と表示されるので現実的ではなさそうです。
自家用車(駐車場)は触れられていませんが、後述の会場マップに「駐車場エリア」とあるので普段通り使えるんだろうと予想します。
なお、募集は締め切られていますが、D6ホストエリア・新浦安駅から現地までの応援バスツアーも催行が決定したとのこと(参加するラグ友さんが教えてくれました)。
ツアーバスの車両は、選手のみなさんが普段試合会場への移動で乗っているD-Rocksのラッピングバスだそうです。
試合会場イベント
試合やイベントに関する情報は、D-Rocksの公式サイトにマッチデイプログラムが掲載されているので、現地観戦の方は一度ご覧になることをオススメします。
またたいていの試合が直前までチーム公式のXやinstagramに追加情報が随時投稿されるので、あわせてチェックしておくとより試合やD-Rocksが楽しめると思います。
▶マッチデイプログラム
▶会場マップ
▶タイムスケジュール
1)ピッチ場外
イベントやブースを勝手にカテゴリー分けして紹介します(MAP:〇数字は、上記の会場マップに対応)。
▶体験系
●バスアライバル(10:50頃):MAP⑥
試合会場入りするD-Rocksの選手達を出迎えるイベント。試合前なので次々と通路を足早やに通過していきますが、間近で選手達が見られたり、ひと言くらい応援の声かけができます。
●ラグビーアクティビティブース:MAP⑤
的を目指してパスを投げたり、コンバージョンキックの体験ができるようです。
●フォトスポット:MAP?
会場マップに記載がありませんが、いつもならこんな選手パネルが設置されています。等身大に近いサイズなので現地でも見つけやすいと思います。
▶展示系
●チームカー:MAP駐車場エリアの近く
チームのロゴやエンブレムをあしらったボルボのラッピングカー。
▶買い物系
●D-Shop:MAP②
チームグッズのショップ。ショップの先行販売や限定品があることもありますが、大半はオンラインショップでも扱っています。商品の種類もそれなりにあるのでサイトで事前に目星をつけて、当日質感やサイズをチェックするのもありかもしれません。
また今回は応援グッズの配布等がないので、この系統でリーズナブルなのはチームフラッグあたりでしょうか。
●スポーツショップ マツムラ出張販売:MAP④
ラグビー用品などの販売
▶飲食系:スタジアムグルメ「D-Bar」10店舗
チームの公式Xで
「当日は石巻市から多くのキッチンカーに来ていただくこととなりました。ぜひ試合だけでなくご当地グルメもお楽しみください!」
と紹介されていたスタジアムグルメ。
B級グルメ・石巻焼きそば(茶色の麺、2度の蒸し焼き、だし汁を使う、目玉焼きあり)、オムライス、キーマカレー、ナポリタンなどお食事系、片手で食べられるので観戦向けの食事パン、唐揚げやポテトなどスナック系、クレープやたい焼きのスイーツ系など10店舗が揃うようです。
簡単ですがそれぞれ調べてみました。食べログや記事があったものは店名にリンク(下線)を、<★>内はInstagramアカウントのリンクです(見つけられていないキッチンカーやお店があったらごめんなさい)。
▶案内系
D-Rocksのファンクラブ「CLUB D-Rocks」。毎試合ホストゲームでは会員証を見せるとハズレなしのガチャができます。会員の方はお忘れなく。
2)ピッチ場内
▶ロディドリ&DRC
オープニングやハーフタイムにマスコットキャラクター『ロッディ&ドリィ』、チームオフィシャルチアリーダーズ『DRC』が登場。
ロッディ&ドリィは、絶賛開催中のラグビー専門雑誌「ラグビーマガジン」の毎年恒例企画 #リーグワンマスコット総選挙 に出馬?中。
毎日1票専用フォームから投票できますので、こちらの応援もぜひ!
また、DRCはホストゲームで試合前後のお出迎え・お見送り、パフォーマンスの披露、さらに試合中もピッチ周辺に立ってコール出しなど応援の先導もします。
「DRC」の公式Instagramでは、試合中の応援レクチャーの動画が掲載されています。
①手拍子と「ウ・ラ・ヤ・ス」コール
②スクラム時
▶選手による現地解説(要イヤフォン)
試合中は、音声配信アプリ「Stand.fm」のチーム公式チャンネル「浦安D-Rocks公式チャンネル」で試合解説がライブ配信されます。
配信を担当する選手は、試合ごとで変わります。
難しいと言われがちなルールなども教えてくれるので、特に情報が限られる試合会場で今のプレーよくわからない置いていきぼりが減ったり、出場しているチームメートのエピソードが披露されたり、チャットのコメントや質問を拾ってくれ、一方的に聞くだけではなく双方向のコミュニケーションになることも。
試合会場のノンメンバー席付近から配信されることが多く、周りにいる他の選手たちの応援が聞こえてくるのも臨場感があって楽しいです。
「Stand.fm」は携帯にアプリをダウンロードすれば聞くことができます。
ぜひぜひお耳にかかってください。
立ち寄りスポット(注:私見)
遠征で行かれる方も多いと思うので、石巻の立ち寄りスポットも予習してみました。
▶まちなかレンタサイクル
現地で欠かせない移動の足。3か所ほどあるレンタサイクルスポットなどが紹介されています。
▶石巻マンガロード
石巻といえば仮面ライダーシリーズなどで知られる故石ノ森章太郎氏。
JR石巻駅から石ノ森萬画館まで続く通称「マンガロード」は外せなさそうです。
石巻駅ホームの仮面ライダーをはじめ、28体ものモニュメントがあります。
「石巻マンガロード」Webサイトは、「まちあるき」「食べる」「買う」「遊ぶ・見る」などポータルサイトになっていて遠征組には便利そう。
▶石ノ森萬画館
石ノ森章太郎氏が宇宙船をイメージした外観をデザインし、常設展や特別企画展、イベント等が行われています。
なんでも子どもの頃に数時間かけて自宅のある登米市から石巻市にある映画館へ自転車で通ったというエピソードがあるそう。
「漫」画ではなく、「萬」なのは、1989年に石ノ森氏が提唱した「萬画宣言」によるもので、宣言の中で❝漫画はあらゆるものを表現できる無限の可能性を秘めたメディアであることから、もはや「漫画」ではなく万物を表現できる「萬画」である❞と提唱しています。
5月3日から5日は、イベント収益金の一部が「令和6年能登半島地震」被災地に寄付される「春のマンガッタン祭り2024」のほか、特別企画展では「11ぴきのねこと馬場のぼる展」が開催中。企画展にちなんだ館内と石巻の街なかのラリーポイントを巡って全7種類のスタンプを集めるスタンプラリーも同時開催中のようです。
なお、毎週火曜日が休館なので後泊だとタイミングがあわないかもしれません。
公式サイトはこちらです。
また混雑緩和のため、この期間限定の無料シャトルバスの運行や自家用車利用の方向けに駐車場情報も掲載されています。
▶若者居心地まっぷ
認定NPO法人SwitchさんのWebサイトに掲載されている「若者居心地まっぷ」は、「地域の若者達と一緒に石巻をあるいて”居心地の良い場所”を探しマップにしました」という取り組み。
歩くことが中心で気分でスポット紹介がわかれているので、一人でも楽しめそうなスポットが掲載されていたり、現地での足が限られる遠征組にもよさそうです。
石巻駅周辺で紙版も配布されているほか、WebサイトからPDFでダウンロードできます。
▶「Longest fish market」
石巻魚市場(市水産物地方卸売市場石巻売場)は、東日本大震災の津波で全壊後に再建された棟が、2021年に延長875・47メートルの「最も長い魚市場」=Longest fish marketとしてギネス世界記録に認定されています。
見学も自由、詳しくは魚市場のWebサイトに掲載されています。
▶酒蔵(地酒)
石巻市内には日本酒の酒蔵が2つあります。
「日高見」の平孝酒造と「墨廼江」の墨廼江酒造で、日本酒はにごり=濁点をきらい、日高見は「ひたかみ」と読みます(ちなみに墨廼江は「すみのえ」)。どちらも都内の専門店でも出される人気の銘柄です。
特に日高見は「魚でやるなら日高見だっちゃ!」というほど、「お寿司と一緒に食べておいしいお酒」として有名。地の魚で地酒を楽しめるのは、遠征ならでは。
▶石巻グルメ情報
noteアカウント「石巻Days」にジャンル別グルメ情報の記事が投稿されています。
地域新聞社「石巻日日新聞社」が運営しているアカウントだけあって、和食、洋食、定食、中華、菓子、惣菜・テイクアウト、居酒屋が網羅されていてさすが!
現地以外の応援
現地情報を中心に紹介してきましたが、逆に現地には行けない方にはこちらの会場もあります。
1)HUB新浦安店
D6のオフィシャル応援店舗「HUB新浦安店」では、試合の放映があり、イベントは店舗のWebサイトに掲載されています。
試合時間になると店内のモニターで試合が放映(J-Sportsオンデマンド)されるので、飲みながら観るだけ。D-Rocksのファンクラブ会員の割引特典やノンアルコール飲料もあります。
特に会場が遠方の場合は、現地応援に行けないファン同士で集まることが多いので、もしかしたら今回も・・・?
同じ空間で応援気分を楽しみたい方はぜひ。
場所はJR京葉線・新浦安駅前「オリエンタルホテル東京ベイ」B1Fです。
2)SpoLive(携帯アプリ)
スポーツ配信アプリ「SpoLive(スポライブ)」では、アプリ上で応援するチームをトン活(アプリの「応援」ボタンを押すだけ)があります。課金応援をすると選手のデジタルカードが届きます。
こちらは会場内外問わずアプリがあれば応援を届けることができます。
以上、観戦に関する情報でした。
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
※出場選手は5月4日(土曜)12:00に発表されると思いますので、発表後に別記事で紹介します。
→ 追記:公開しました!
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