30.死んだように生きる
プロローグから続いています。
今回はとても重い内容ですので
有料記事といたしました。
優等生を演じ切った私は、
当初の予定よりも早く退院することとなった。
平日の昼間の退院。
迎えは誰も居ない。
一人で清算を済ませ
一人でタクシーに乗り
一人で退院してきた。
お世話になりました。
そう、親身に世話をしてくれた担当看護師に伝えると
もう二度とここに戻って来てはだめよ!
まるで刑務所なのかと思うような言葉をかけられ
病院を後にした。
でも、私のうつは退院してからが本番だったのだ。
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