2児の小学生を育てながらコンサルタントとして働いていたワーキングマザーが突然白血病を発症。9か月の入院生活をどう乗り越えたのか?明るく軽快なテンポで闘病生活を描いています。
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#カテーテル
〜ワーキングマザーが白血病治療中に考え・感じたこと〜人生に突如発生する「電源オフ」を乗り越える術 その①
私達の生活は、思った通りにいかないことの連続だ。
そんな日常をみな辛抱強く生きている。
ただ、大半の場合、それは日常という前提があった上での話である。
しかし、今回のコロナウィルスの蔓延で、そのような生活の前提が吹っ飛んでしまった。外出自粛によって仕事にはキャンセル・遅延が発生。卒業式・入学式も通常通りには開催できない。準備していた講演会や目標としていた試合も中止となった。
そんな「生活の強
~ワーキングマザーが白血病治療中に考え・感じたこと~ 寄り添って欲しいなら、物言う患者になりましょう
「大丈夫ですよ~。 順調なので、何も心配しないでくださいね」
看護師さんが、手術台に横たわる私に呼びかけた。
私は何も質問していないのに、何かがおかしい。
言われてみれば、いつもよりも時間がかかっている気がする……
大学病院の手術室で、白血病患者の私は、首にカテーテルを入れる処置を受けていた。
今回が4回目だ。
抗がん剤は、首の太い血管に入れ込まれたカテーテルを通じ投与される。そのため、白血