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フリーランスのライターに必要なメンタル

フリーランサーみんなに言えることかもしれないけど、会社員とは全然違うメンタルが必要だと思う。「〇〇っていう会社、もしくは〇〇の会社で働いています」。じゃなくて、「私は〇〇をしている〇〇という者です」と言える強さとか。

私はライターを約20年やってきて、やっぱりいろんなことがありました。一度はほんとにライターを辞めました。それも自分の小さな思い込みから。だからやっぱり、いろんなことをはねのけて、自分がどうありたいかを軸にできるメンタルは大事だと思っています。

そのためのポイントは2つ。

1.うまくいっている時に、最悪の事態を想定して動けること

たとえば企業から継続案件をもらえたとします。月々一定の量の仕事で、売上も申し分ない。そんな時、これで満足しちゃだめ。その企業はずっとあなたに継続案件をくれるとは限りません。終わる時は突然終わる!日々の業務が忙しくなるから、ほんとに難しいんだけど、こういう時こそ別のクライアント探しにも精を出すべき。

難しいですよ。時間を捻出するのもだし、今、必要性を感じていないからこれ以上しんどくなることはできない。でも、これができないと将来、最悪ライターを辞めなきゃならない事態にもなります。

私自身にも言い聞かせます。私も知っていつつできないから。いつも目の前のクライアントに一生懸命になりすぎて、水面下で動くことができないんです…。

でもうまくやっている人はやっていますよね、会社員の転職活動でも、普通に働きながら転職活動してよりよい職場にさっと移る人いますよね。やり方としてはそんな感じで、クライアントはたとえどんなにいいクライアントでも、1社に絞らない。これ絶対。

2.うまくいかない時は、白黒つけずに楽観的に考える

ライターは手を動かす仕事だから、作業が多いとすごく仕事をしている気になります。ふとその手が止まった時、猛烈に不安になることも。

そんな時も気長に構えていられるいい意味での鈍感さは大事。案件が獲得できなくても、「だめだー、やっぱり辞めよう」と思うんじゃなくて、案件を獲得するために他の方法はないか情報を探したり、提案を見直したり自分ができることをしながら、状況が動くのをどっしり待つ。

それが簡単にできるのはやっぱり副業ライターかなあ。うまくいかなくても経済的には困らない。でも専業でこんなマインドがあったら、きっとずっと続けられるライターになれると思います。

私の経験から思うのは、ずっと右肩上がりで伸びていくのではなく、階段みたいに、上っては平たんになり(たまに下がることもありますが)、そしてまたある時上る。こんなイメージ。なんかうまくいっていないかも…と感じる時は、平坦な部分にいるだけ。また上れる時がくる!辞めてしまわなければ。

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Makiko Hata
性別、年齢、国籍とか関係なく。自由で自立した、あなたらしいジンセイ、選びませんか?思うところいろいろ書いています。フォロー、スキ、サポート感謝です!