ライティングは〇〇が9割
書籍のタイトルに”9割”を入れるの、流行りましたね。最近はあまり見かけないのかな。9割あらため10割が流行でしょうか。
また、〇〇ってネット記事のタイトルに入れるのも、一時よくありましたね。私が執筆しているサイトでは固く禁止されています。ちなみに”あのホニャララ”とか、”あの”でぼかして煽るのもアウト。まさか、読まれすぎちゃうから?!なわけないか。
だめとされていること、たまーにやってみたくなります。
さて前置きが長くなりましたが、〇〇は、リサーチです。「ライティングは、リサーチが9割」。いやもうほんと、9.5割でもいいかもしれません。
私が学んでいたセールスコピーの講座では、売れているコピーをモデリング(そのまま真似じゃなく、ニュアンスを真似)するのがやり方でしたが、最近それじゃあ売れなくなってきていると!
でしょうね。どっかで見たような雰囲気のセールスレターやLPは、もう飽和状態。高い商品やサービスは買われにくくなってきています。
セールスレター場合は次のように流れは決まっています。
1.問題提起
2.その原因
3.解決策
4.解決策を聞いた上での問題、疑問
5.その解決策
大抵の場合セールスコピーライターはライターであって、販売する商品やサービスの専門家ではないから、2.の”その原因”のところが、モデリングによってありきたりになりがち。そうですよね、ネットでリサーチしてもSEO対策のため似たような情報しか出てこない!
でも「2.その原因」が、多くの人が既に知っているようなことだったら、その後の「3.解決策」もどこかで聞いたことがあることにしかなりません。そうなったら、売りたい商品、サービスについて述べた「5.その解決策」 まで読んでもらえること自体が奇跡。大半の人はそこまで読まずにどっかに行っちゃいます。
そこでやらなきゃいけないのが、「2.その原因」の内容を濃くすること、あまり皆が知らない目新しい内容にすること。
どうやってするかと言うと、結局はリサーチなんです。ネットなどで。SEO記事を超えてもっとその先を検索していく!
例えばダイエット関連商品を販売しているとします。
問題は、太っていること。
原因は、よくあるのは
・運動不足
・食べすぎ
そんなとこだろうけど、
たとえば〇〇という体内の成分が不足しているからです。ときたら、「その〇〇って何?どうやったら私に増やせる?」と新たな問題や疑問が!
そこで「それを解決できるのが、こちらの商品です」完結。
ちょっと分かりやすく簡単な例にしましたが、ターゲットが「え!」と思う真新しい原因が必要なんです。
その真新しい原因というのは、私たちの頭の中の想像からは生まれません。ひたすら情報のとっかかりを見つけて探る、地道な作業をするしかないようです。
骨の折れる作業だけど、どこまでリサーチにはまれるかが、その後のレターの読まれ具合や売れ行きに直結します。情報がありすぎるっていうのは、大変な世界ですね。