【意外と簡単!】ニキビが多発しているときに試してほしい3つのこと
こんにちは。アーユルヴェーダアドバイザーのウィジェシンハ真季子(@makiko_wj)です。
適度なストレスは生活に刺激を与えてくれるスパイス。でも、自由が制限されすぎていることもあり、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることはありませんか?
『ストレスは万病の元』ともいわれますが、ニキビや肌荒れの原因にもなりえます。
ストレスと一括りにしても、大きく分けると3つ。今日は、自分がどんなストレスを抱えているのかを考えて、美容と健康のためにも、うまくお付き合いしていく方法をみつけてみましょう。
なんでストレスが溜まるとニキビになるのか?
心身のストレスが増えると多く分泌されることから、ストレスホルモンともいわれるコルチゾール。普段は肝臓で糖を生み出したり、脂肪を分解してくれたり、免疫機能にも関わっているので、身体に必要不可欠なホルモンです。
ただし慢性的に分泌されすぎると、不眠やうつ、生活習慣病、クッシング症候群の原因になりやすいとわかっています。
http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/021/patient/hormone/p09.html
東京女子医科大学、高血圧・内分泌内科
コルチゾールは過剰に分泌されると健康面だけではなく、肌にも影響を与えやすくなってしまいます。
資生堂さんの研究では、コルチゾールは表皮にあるアクネ菌受容体を多く発生させてしまうと報告があります。つまりアクネ菌に対して肌が過剰に反応してしまいニキビになりやすいということ。
どんなに食生活やスキンケアに気をつけていても、ストレスという爆弾で一瞬のうちにニキビができるのは、そんなことも影響していたのかもしれませんね。
コルチゾール恐るべし…
また、ストレスニキビの一因として、イライラすると交感神経が優位になり、アドレナリンが分泌され、皮脂分泌を促進するからニキビになりやすいことも考えられます。イライラやストレスは本当に溜めないに超したことはありませんね。
とはいえ、新しい出会いや新しいことに挑戦するときのワクワク、ドキドキと期待するようなポジティブなストレスは、日々の暮らしを充実させることにも役立ちます。
では、どんなストレスが肌にも影響を及ぼしやすいのか見ていきましょう。
肌や身体に影響を与えやすい3つのストレス
心理的ストレス
「他人は私のことをどう思っているんだろう?」などの不安感。
「もしかして彼氏…浮気してるんじゃないの?!」などの心配事。
「今日は大事な会議があるし失敗できないな…」などの緊張感。
など
物理的ストレス
「梅雨の時期は湿度が高すぎてムシムシ」、「夏は灼熱すぎて暑い」、「冬は凍えるほど寒い」など気温に左右されること。
「電車で隣に座っている人のイヤホンから音が漏れている」、「夜中なのに誰かが騒いでいる」などの騒音。
「誰かの柔軟剤の香りがきつすぎる」などの香り。
「マスクと肌が擦れて痛い」などの摩擦による痛み。
など
肉体的ストレス
「今日も忙しすぎて起き上がれないくらい疲れた」
「ずっと座り仕事だから腰が痛い」
「階段でつまずいてコケて痛い。しかも恥ずかしい」
これは心理的ストレスも大きいですね。
「骨折した」
「慢性的な疾患」
など身体に支障をきたしていること。
あなたのストレスは何でしたか?
ここ1,2年の私のストレスは、スリランカに帰れないという物理的なストレス。帰ろうと思えば帰れるのですが…
緊急性があるわけではないので、ただただ何も気にせず帰国できるときを待とうかなと思っています。
では「心理的ストレス」、「物理的ストレス」、「肉体的ストレス」それぞれの対処法をみてみましょう。
心が不安になっているときの対処法
隣の芝生は青く見えるものなので、誰かを羨ましいと思う気持ちや自分を認めて欲しいというような承認欲求が芽生えるのはしかたがないこと。しかし『よそはよそ、うちはうち』。加えて、みんな生きているだけで価値があるし、えらい。
・あの人みたいにキレイになりたい
・あの人にたいに賢くなりたい
・あの人みたいに影響力を持ちたい
などと焦る必要はなく、マイペースでいいのです。
他人のことが気になりすぎる場合は、SNSを見る時間を減らす。週末はデジタルデトックスをするなどインターネットと距離をおくと、心が軽くなる場合も。
そして彼氏や旦那さんが浮気をしていて辛いとき、どうしようもなく大好きで一緒にいたいなら、覚悟を決めてとことん突き進む!
許せないならば、きっぱりとお別れする!
悩み続けるのは、本当に肌にも悪影響なので、ササッと次に行きましょう。一緒に幸せな環境をつくることができる男性はどこかに必ずいます。別れるのは死ぬほど辛いけど、泣くだけ泣いたら、気持ちを新たに次に進めるのも女子の特権ではないでしょうか。
また仕事に関することで不安や緊張感を慢性的に感じている場合は、転職を視野に入れることも解決方法のひとつ。
会社に行きたくない、職場の人間関係がよくないなど、放っておくと心身をすり減らしてしまうこともあるので、自分を守ることを第一に。
まじめで完璧主義な人は、ストレスを抱えやすい傾向があるので、仕事以外に、夢中になれる趣味をみつけたり、愚痴を誰かに聞いてもらう。
気心の知れた友人や、ときには心療内科に頼るのもいいのではないでしょうか。
物理的ストレスの対処法
夏でも室内がキンキンに冷えていることもあるので、カイロを持ち歩く。逆に冬は暖房が効きすぎていることもあるので、ノースリーブに上着を着るなど、脱ぎ着しやすい服装にすると気温の変化にも対応がしやすいですね。
またマスクと肌が擦れて、肌がピリピリすることがあるとご相談もいただきますが、不織布マスクは肌にとっては刺激になりやすいので、布マスクを下につけてから不織布マスクをつける。もしくは、ティッシュを1枚挟むことで摩擦の軽減にもなります。
パウダーファンデーションやルースパウダーを使わない派の人も、マスクと擦れやすい頬、鼻、顎やフェイスラインは使用する方が肌の負担も軽減しやすいでしょう。
そして私と同じように海外旅行が趣味だった人は、ドアtoドアや、なるべく人に会わないような近場の旅行はいかがでしょうか。
レンタル別荘という、管理不要で自分が利用したいときだけ利用できる別荘が各地方にもあるので、そういったところを契約し利用するのも良い気分転換になりますね。
先日、山の中のレンタル別荘で、念願のビールチキンに舌鼓を打ちました。自然の中でゆったりした時間をスリランカ人の夫とすごすと、スリランカに帰った気分になれるので最近のお気に入りストレス発散方法です。笑
身体が悲鳴を上げているときの対処法
休む!!!!!
これにつきます。身体が悲鳴を上げているときは頑張らない!
20代前半の頃、「術後1ヶ月は仕事も休んでくださいね」と退院前に言われましたが、退院後3日で復帰。20代後半にも手術をし、同じようなことを言われましたが、術後2日で復帰。
20代前半のときは、さほど影響もありませんでしたが、20代後半で無理をしたからなのか、それから格段に体力が落ちた経験があります。
だから本当に無理せず休むの大事!!!!
身体が疲れている、本調子ではないときは、脳も本調子ではないのでパフォーマンス力も落ちがちに。腰が痛い、身体がだるいなどの場合は、マッサージやリラクゼーションサロンでトリートメントをしてもらうなど、自分メンテナンスの時間を確保。
休むときは休んで、仕事するときはするというメリハリを心がけましょう。
自宅で簡単にリフレッシュするには?
手軽に行える気分転換やストレス発散にぴったりなのが香り。
香りは鼻から大脳辺縁系や視床下部などに直接作用してくれるので、自律神経のバランスを整えてくれることにも期待できます。でもせっかくなら自分好みのルームフレッシュナーで癒やされたいですよね。
「市販のルームフレッシュナーでは物足りない」、「もうすこし甘さを抑えた香りがいいのにな」、「自分だけの香りがいい」という方はTHE FLAVOR WORKSさんはいかがでしょうか。スタッフの方に相談しながら自分の好きな香りをつくることができます。
THE FLAVOR WORKS
https://www.theflavordesign.com/
もちろん市販のアロマや、インテリアにもなるスティックを挿すタイプのディフーザーを活用するのもいいですね。
好みの香りを取り入れて、コルチゾールを分泌させすぎないように、うまくストレスとお付き合いしてニキビ予防をしていきたいですね。