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ドラマセラピーWS『英雄の旅』<準備編>開催しました!

真夏のような日差しの5月27日(日)、
毎回お世話になっているスタジオ・チアフルさん(@世田谷代田)にて
『英雄の旅 12のアーキタイプを知り、人生と世界を変える』
という本を題材にした、ドラマセラピーWSの〈準備編〉を開催しました。


この本には12のアーキタイプと呼ばれるキャラクターが登場し、
〈準備〉〈旅〉〈帰還〉という3つの段階に4つずつ
アーキタイプが対応しています。

今回は、その内の〈準備〉の段階に対応する
〈幼児〉〈孤児〉〈戦士〉〈援助者〉の4つのアーキタイプを
体感的に学ぶドラマセラピーWSでした。

私のドラマセラピーWSは、米国ドラマセラピーの生みの親の一人である
ルネ・エムナー氏の提唱した統合的5段階理論に基づいています。

第一段階:劇遊び <Dramatic Play>
第二段階:場面演技 <Scenework>
第三段階:ロールプレイ <Role Play>
第四段階:最高潮に達する演技 <Culminating Enactment>
第五段階:ドラマ的儀式 <Dramatic Ritual>


心理療法として行われる場合は、1クール10回~20回などの
連続セッションが基本となるので、
少しずつグループの信頼関係を深めて段階を踏んでいきます。

私が行っている一般の方向けのワークショップは、
ワンデイの単発ですが、4~5時間と長時間かかるのは、
初めての方を対象に、一日の中で少なくとも第一~第三段階までは
進んでいきたいと思っているからです。

初めて顔を合わせる方同士も多い中で、
午前中はお互いの名前を覚える、お互いを知る、
からだを使って表現することに慣れることを
ゆっくりやっていきます。

一緒にお昼を囲んで、仲良くなってきたところで、
午後は、即興ドラマを創る!演じる!観る!
と、濃密な時間を過ごします。


夢を叶えようとする幼子
海辺に流された美女と戦士の出会い
援助者の一日 (診察中)

そして、最後は一日を振り返っての対話。

今回は俳優経験のある方から、演技は初めて!
の方まで、幅広くご参加いただきました☆


<参加者のご感想>
・皆さん、とても素敵な方で、その人とのコミュニケーションもとれたことが良かったです。

・動く彫刻のワークでは、シンプルなので初心者でもイメージしやすく、身近な物語に置き換えて演じることが、面白かったです。

・幼子のアーキタイプなどもっと日常で使えるんじゃないか、とか、あーこれ、シャドウが現れがちね、など自分を振り返れました!

・普段の自分と近いキャラクターは演じやすいという発見や、自分とは遠いキャラクターを演じる楽しさ、またそのキャラクターがなぜそうなのかが演じてみるとわかるという発見がありました。

・様々な特徴あるキャラクターを演じてみて、相違を比べたり、今の自分自身との距離を図るのが面白かった。

・全体を通して良かったですが、日常の自分の小さな葛藤を演じてもらった体験が、1番味わったことがないもので特に印象に残っています。

・演じてみて感じたのですが、4つのアーキタイプはそれぞれ誰でも中に持っているものなのではないかと思いました。

・普段出会わないような方との出会いができてとても楽しかったです。 いろいろな体験もできて、皆さんの演技も楽しくまたゼヒご一緒したいです!

・表現することが苦手だと思っておりましたので、わたしにはそのような才能は無いと思っておりました。けれども、ワークショップに参加してみると、意外と簡単で面白く演技することが楽しいことだ!と感じられました。みなさんの演技がお上手でステキだな、うらやましいなと思い、自分もやってみようと自然に思えて楽しみながら演じることができました。 今までは映画を鑑賞したり、本を読むことのほうが多かったのですが、演じるという体験を通して、表現すること創ることへの興味が沸いてきました。今まではみる側でしたが、演じる側へ転じることができて、わたしの人生において貴重な体験となりました。

・アーキタイプは、四つあり、とても興味深く感じました。 最初に読んでみた感想は、あっこれわたしのことかも!でした。四つ、全部にそれぞれ感じました。 次にドラマで体験してみると、ひとつのアーキタイプを表現する難しさを感じました。どのような言い方をするか、表情をするか、姿勢はどんなか、などなど、いろいろと思いを巡らせての演技となり、さらに仲間とのコミュニケーションやストーリーも絡まってきて、とても頭を使いました。

<どんな人にドラマセラピーを勧めたいですか?>
日常、自分の感情を抑えがちな人、自分を振り返りたい人、演じるのが好きな人
・あらゆる一般的な方、自分自身を再発見したい方、表現活動が必要な方
・生きているひと、すべての人に! 傷ついたり悲しかったり挫折したりと、人生における負の財産を、演じることで理解を深めることができます。転じて、応用して人間への理解が深まります。人間力がアップします。人生を楽しめるようになります。

次回は6月24日(土)『英雄の旅』〈旅〉編、
7月22日(土)『英雄の旅』〈帰還〉編です!
詳細はこちらから


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